照明弾か曳光弾か

北方領土の国後島沖で羅臼漁協所属の漁船が銃撃された事件の報道で、「照明弾」の表記について疑問を持っている。
「ロシア国境警備隊のヘリから照明弾を発射された」と報道されているが、これは「曳光弾」のことではないかと思う。ロシア側の映像の射撃音は機銃だ。機銃では射手が射撃位置を視認できるように光を帯びる弾丸を発射する曳光弾を数発ごとに装填する。弾道が見えるので威嚇にも有効である。漁船はこれを「照明弾」と証言したのではないか。照明弾とは燃焼する発光剤をパラシュートで降下させ周囲を照らすものである。「照明弾」と「曳光弾」は全く違うのである。

照明弾と曳光弾のイメージ


おそらくロシア側は漁船を引き返させるために威嚇射撃を行った。漁船は停止したが、ヘリが離れようとしたのを見計らって航行をはじめたのだろう。ヘリは燃料の関係から長時間船舶を足止めできない。ロシア側は必死だったのだろう。日本は「銃撃は許されない」としているが、国境警備隊の銃撃はやむをえないものだ。考えて欲しい。今回も船体射撃で停船させることができなかったのだ。隣国からの密漁船や工作船を停めるには50BMG以上の重機により船体を破壊して浸水させるか、動力を破壊して航行不能にするしか手がない。一方で漁船側は「照明弾」などのあいまいな証言をしたり、弾痕を隠蔽したのではないかという疑いがある。ロシアに抗議する前に、漁船の管理を徹底するべきだろう。人命を危険に晒したのは日本側でもある。
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