南極海にサメが押し寄せる

シーシェパードのAG号が曳航中に沈んだそうだ。燃料は抜いてあったそうだが、連中は船体を引き上げることなどしないだろう。船に人名ばかり掲げる連中には自然に対する敬意が全く感じられない。自分の名を掲げた船を沈められた出資者は、シーシェパードに抗議したほうが良い。接触の危険がありながらコックピットを離れた船長の重大なミスだ。

その船が沈んだ南極海中で何が起こっているのだろうか?クジラよりも危機的な状況に陥る可能性があるのは、南極海固有の軟体動物たちである。海水温の急激な上昇で、サメなどの捕食種が入り込むようになることが危惧されている。これは2008年の全米科学振興協会の年次総会で発表されたことである。

日本でもナルトビエイによるアサリの被害や、トラザメによる漁場の被害が叫ばれている。SHARK WATER という映画ではサメが滅びれば世界は滅ぶと主張していたが、反対のことも起こりえる。我々はサメやクジラばかりに目を取られているが、彼らを支えている生物たち、我々が気にもしない、気持悪いと思っている生物たちが滅んでしまうことにも目を向けなければならない。クジラを救うのはシーシェパードのような無知なヒッピー集団ではない。日夜膨大な数字を扱っている研究者たちである。
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今年も宜しくお願いします

ダイゼルさん
今年も宜しくお願いいたします。

環境問題の本来あるべきテーマは、「地球を守ろう」「絶滅種を守れ」が本質ではなく、種としての人間の利益だと私は考えています。
これなくして語られる環境問題は偽善です。

例えば(話はまったく異なりますけど・・)、近海の海底で起きている深刻な礒焼けですが、中身のないウニが増え続け、餌も産卵場所もなく魚がよりつかなくなった海の砂漠です。
これは近海漁業の衰退に直結します。
生態系の破壊が行われたということです。
荒らしたのは人間かもしれませんし環境変化かもしれません。
そこで自然に全てまかせておけば良いというのではなく、人間が、自分等人間のために、生産の継続が行われるシステムに調整していかなくてはいけないし、実際有史以来行われてきたまともな方法だと思います。海藻を食い尽くす商業価値の無いウニを駆除するとか、漁礁を設置するとか、海藻を養殖するとか、漁法、漁期の見直しをかけるとか対策はあるはずです。

仰るとおり、きちんとした調査とデータの読み取りができる有能な研究者の意見が大事だと思います。
データ解析に基づく推測が、人間の利益にどう関係し、どう解決していくかが環境問題でしょう。
実際にそうした意見と行動が実を結んでいます。

海水温上昇の原因がなにかは分かりませんが、サメが駆逐されないと地域漁業の継続が難しくなるなら、ついでに美味しく、美容に健康に有効に利用させていただくのが良いと思います。

しかし。。。困った環境ヤクザたちがのさばっています。こいつらにお金を寄付する人たちの気持ちがわかりません。

たむかい様
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

本来の趣旨とは反れた話題ばかり綴ってしまっていて申し訳ありません。ですが、たむかいさんたちのように海を糧として、その恵みを人々に提供している方々のことを考えると、ボクはあいつらを絶対に許せません。

たむかいさんの仰るとおりなんだとボクも思っています。また、研究者は水産関係の方の協力も必要としています。もっとサメを、海を知る必要があります。

本年もサメを通じて様々なお話ができる年でありますように。
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Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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