中国を非難できない豪州 - 豪州特殊部隊の戦争犯罪

11月末、中国外務省の 趙立堅 が twitter にオーストラリア兵が子供の首を切り裂こうとしているコラージュ画像を投稿したことに豪州首相スコット・モリソンが反発したことが報道されている。

2012年、アフガニスタンで行われた豪州特殊部隊員の犯罪はすでにオーストラリアの公共放送で公表され捜査も進んでいる。非武装で犬に制圧された無抵抗な人員にスラングを浴びせ射殺する様は、世界有数の精鋭とは思えぬ行動であった。
この映像は現在もインターネット上において閲覧可能である。

中国側の投稿はこの事案の発覚から時間をおいており、加えて画像がクソコラという極めて愚かなものであるが、豪州自体、過去にはこのような愚かな発信を行ってきた。
日本の南極海調査捕鯨に対してはグリーンピースやシーシェパードを庇護し、税関船の Oceanic Viking などで撮影した映像を利用した非難を行った。加えて国際捕鯨委員会では日本側の盗聴を行っていたこともスノーデンファイルにより明らかにされた。豪州が過去に行ってきたことは中国のそれと変わらないものであった。

もう一度言うが、中国側の投稿はこの事案の発覚から時間をおいており、加えて画像がクソコラという極めて愚かなものであるが、豪州側がこれに反応してしまったのでは救いようがない。殺害には加担しなかった者、勇気ある告発を行った者のためにもモリソンは慎重な行動をすべきだっただろう。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

D'z

Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード