中国人民解放軍陸軍の新狙撃銃 - QBU-191精确射手步枪

10月、中国人民解放陸軍がチベットの部隊に QBU-191精确射手步枪 を配備したという報道があった。

QBU-191精密歩槍 はQBZ-191自動歩槍 と同一のプラットフォームのマークスマンライフルで、その性能については興味深いものがある。

有効射程 600~800m
使用弾薬 5.8×42mm
装弾数 10/30発
夜間視認距離 300m

従来の QBU-88 よりも有効射程が短くなっているが、銃身長の違いによるものと思われる。ブルパップである QBU-88 はその形状から10発弾倉を使用せざるをえないようだが、QBU-191 は30発弾倉の装填が可能である。これは米国海兵隊の M27IAR のように支援火器としての運用も可能な構造だ。

銃床は QBZ-191 同様伸縮が可能で、写真ではチークピースはない。QBZ-191 と同構造であれば銃床内部はスプリングが入っており従来の銃より反動が低減されているのではないか。

被筒部は八角柱型、ユニットレールの装着が可能なようである。

Wi-Fi 通信機能があるとの記述も見受けられるが、機能の詳細についてはわからない。


この手の小火器と相対した場合、5.56㎜NATO では対抗できなくなる可能性がある。ベルトリンク式の機銃の火力で制圧するか、7.62㎜NATO など射程を上回る銃で対抗することも想定しなければならなくなるだろう。


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