THE COVE とは何だったのか - James H. Clark と Kristy Hinze

 ナルシスト的な性格は、心理学ではものものしく「自己愛性人格障害」と呼ばれるが、実際にはきわめてありふれており、とくにリーダーにはめずらしくない。

(中略)

シリコングラフィックスの創業者でありネットスケープのCEOも務めたジム・クラークなども同タイプだという。


悪いヤツほど出世する(原題:LEADERSHIP BS FIXING WORKPLACE AND CAREERS ONE TRUTH AT A TIME、ジェフリー・フェファー 著、村井章子 訳 104項8~9行、14~15行より)

イルカ漁を批判した映画 THE COVE には米実業家の ジム・クラーク(James H. Clark) が500万ドルを出資したとされている。同映画が一時的に影響力を持ってしまった原因の一つはITの先駆者による多額の出資だったのではないか。

jamesclark
Dolphin Project のブログより
James H. Clark (写真右) は同映画のエクゼクティヴ・プロデューサーでもあった。

THECOVEJIMCLARK
THE COVE より
オープニング・クレジットに executive producer JIM CLARK とある。

ジュラシック・パークの特殊効果を手掛けたシリコングラフィックスの創始者であるジム・クラークが、THE COVE のようなクソ映画に500万ドルも出資した理由は自身が世界自然保護基金WWF の役員であるからであろうか?放映当時、この点が疑問であった。
しかし、2015年にクラークの出資の意図はイルカの保護ではなく、女優へのラヴコールだったのではないかと疑える内容がネット上に投稿されていた。

kristyhinze
オーストラリアのモデル女優 Kristy Hinze の twitter への投稿。
太地町のイルカ漁を止めさせる内容を拡散しようとしていた。

クラークは THE COVE の放映前の2008年にオーストラリアの36歳年下のモデル女優 クリスティ・ハインズ (Kristy Hinze) と4度目の結婚を果たしたが、ハインズは海洋関係の趣味をもっている。クラークもヨットセーリングを趣味としており、両名とも反捕鯨勢力と接点があったのではないだろうか。

クラークもハインズも映画に出演した自称リック・オバリー(Ric O'Barry、Richard Barry O'Feldman) ほど名が出てきてはいないが、世界有数の大富豪が太地町のような小さな町を悪意のある映画に取り上げたことを許すことはできない。500万ドルという金額はイルカなどのリハビリ施設の建設や買収、運営が可能な額である。既存の映像の編集、民生の撮影機材、有名ではない俳優、THE COVE というクソ映画のどこに500万ドルが使われたというのだろうか。

これ以上太地町の人々の名誉が汚されることのないよう、「悪いヤツ」らが何をしてきたか、ここに残すこととする。

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隠れ蓑

結局、隠れ蓑にベンリンだけですな。

シーシェパードが taz patrol などのボランティアから船舶情報を得ていたことはわかっており、
Hinzs らのチームがそれらの一翼であった可能性があります。
2015年以降もホバート-シドニーレースに参加しているため警戒が必要な著名人です。
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危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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