米ダラス警察ロボットの使用

8日、米国のダラスの銃撃事件で爆発物処理用ロボットを応用し銃撃犯を爆殺したことが報じられた。マスコミでは「爆弾ロボット」などと報じられているが、これは従来の爆発物処理用のロボットを利用したものである。

米陸軍、イスラエル国防軍などではすでに小火器を装備した陸上用遠隔操縦ロボットが実戦投入されており、ロボットによる人員の殺傷は珍しいことではない。
SWORDS
米陸軍のパブリックドメイン画像より
SWORDS(Special Weapons Observation Reconnaissance Detection System)を搭載したFoster-Miller社のTALON
画像は50口径半自動銃、40mmてき弾、66mm焼夷弾を搭載している。
SWORDSはこの他 M9拳銃、M16系自動小銃、M249分隊支援火器、M240機銃を搭載運用可能である。

ダラス警察が所有していたロボットが射撃用のオプションを持っていなかったために爆発物をアームに設置し起爆させたとすれば、人的被害を最小限にするための賢明な判断だったと言える。ロボットの突入であれば対象が銃撃しようが爆発物を使用しても人員は消耗しない。

ANDROS_WolverineV2_Borehole_Robot
米政府パブリックドメイン画像より
ANDROS Wolverine V2
V2 は地雷除去用モデルである。
ダラス警察は過去にANDOROS HD2 を公開していたようだ。

また、爆発物を所持、秘匿している人間の行動を停止させるには脳幹を破壊しなければならず、人員を接近させた場合、銃撃を与えたとしても実行犯が爆発物を起爆をさせる可能性がある。爆発物を使用した場合、銃とは違い筋組織の広範囲を破壊し人体の動きを止めることができる。催眠ガスや麻酔、非致死てき弾の使用を求める意見もあるようだが、これらの手段では実行犯に爆発物を起爆させる機会を与えることになる。

実行犯の Micah Johnson が交渉に応じず、爆発物の秘匿を語り、ロボットを投入可能な立体駐車場に立て籠もったことが今回の判断につながったのだろう。近年のテロリズムに対し、欧米諸国は実行犯のほとんどを殺害している。罪のない人々の命を奪うテロリストを制圧するためにあらゆる手段が講じられることに、私は賛同する。

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