ビハインド・ザ・コーヴを視聴 - Behind "THE COVE"

まず、太地町の人々、関係者の皆さんへお詫びします。私のなりは黒いシャツに戦闘靴、一眼レフカメラを所持と反捕鯨活動家と似たような姿であり、当惑された方もいたかもしれません。

突然声をかけ、驚かせてしまった方々、申し訳ありませんでした。

ここからは太地町内で撮影した写真を掲載し、私なりに反捕鯨団体の実態を公表したいと思います。怒りのあまり、汚い言葉で綴る部分もあります。もしご不都合等ございましたら、遠慮なくコメントをください。匿名での投稿も可能ですし、私は反捕鯨団体と違い、コメントを常に受け付けております。


太地駅を出ると、初めて来た気がしなかった。パソコンの画面で何度も見た風景だ。デジャヴは心地よささえ覚えた。
しかし、しばらくして怒りの感情がこみ上げてきた。

「あのクソども、こんなのどかな観光地や閑静な住宅街で準軍事活動を演じやがったのか!?」

後で詳細を記すが、やはりイルカ漁を隠し撮りするにも THE COVE のようにナイトビジョンやサーモビジョンはおろか、カメラを隠ぺいする必要は全くなし!素潜りのプロを雇う必要もなし!クソどもが人がいないのをいいことに、好き勝手に映像を編集しあの映画をつくっただけだ!自称リック・オバリー(Richard Barry O'Feldman)が放映直後、ラジオJ-WAVEで「赤外線センサーがある」だのネットで「ネイビー・シールズ(米国海軍特殊部隊)でも潜入は難しい」だとかほざいていたが、
嘘をつくにもほどがあるだろ、クソ野郎ども!

※今、このブログを綴りながら THE COVE を見直しているが、すさまじいほどの嘘、嘘、嘘の数々。
 これらはすべて検証して公表する。

あまりにも小さな町なので、公民館には時間に余裕をもって到着することができた。入口には多くの人々、マスコミも何社か来ていた。実際には初めてお会いする人々。ホールは上映前には一杯となり、事前に用意されていた椅子だけでは足りず、新たに追加で通路に用意されるほど。要人も多数。

上映前、Behind "THE COVE" を制作された 八木 景子 監督があいさつを。国際司法裁判所の判決で怒りを感じ、ご自分の貯金を切り崩して映画を作成されたとのこと。THE COVE の舞台とされてしまった太地町の人々に見てほしく、今回の上映会を開くことになったとのこと。まだ、一部でしか公開されていない作品なので、内容についてすべてをお伝えすることはできないが、ダイジェストはインターネット上で視聴可能である。



Behind "THE COVE" digest
https://www.youtube.com/watch?v=SVGklokZYWI

太地町の人々の姿が映し出されているのが、THE COVE とは対照的であった。
THE COVE の監督ルイ・シホヨス(Louis Psihoyos)、主演リック・オバリー(自称Ric O'BARRY)、シーシェパード2014年度コーヴガーディアンリーダーのデイヴィッド・ハンス(David Hance)らの言葉も印象に残った。

シホヨスは食の問題へ逃避。「我々が生きているうちに海洋が滅ぶのを防ぐために」と映画中で言っていたはずだが?

リック・オバリーは鳴ってもいない電話を理由に一時は取材に応じず、後の取材では「目的は外圧」と断言、映画については「シホヨスが撮った」と濁す(映画中でのあの強気の発言はどうしたよ!)。

ハンスはインターネットに掲載する写真を撮影するのに活動家らに細かく指示を出し、タイマーを使って苦労して撮影をしているようだった。上層部からの指示でもあるのだろうか、気の毒にも思えたが、シーシェパードの活動を許すわけにはいかない。

連中の発言や活動は映画のときとの姿とは乖離していた。また、反捕鯨活動家はしきりに「日本だけでなく世界中で活動している」というフレーズを使っていたが、「だったらそのクソみたいな活動はさっさとやめて別の手段を考えろ」としか言いようがない。

THE COVE 自体がIWC国際捕鯨委員会まで話を拡大していったため、Behind "THE COVE"も話が国家間の政治問題にまでぶっとんでしまったのがやや残念だった。話をイルカ漁や太地町に限定していた方が、私はもっと共感できたと思う。字幕も赤色のフォントで逆に見づらくなっていた部分なども多かったが、よくここまで取材できたなと感心した。おそらく、長い時間をかけて信頼関係をつくったのだろう。職務上、私にはそのようなことができないが……、私は私のやり方でこの問題の解決に協力したいと考えている。

上映後、太地町役場の前の植え込みにある 水琴窟 という構造物を確認した。水琴窟とは、地中に埋めた甕(かめ)に水滴を落下させ音を鳴らす構造物である。THE COVE の放映直後、イルカ漁を理由に太地町とオーストラリアのブルーム市は姉妹都市関係を一時解消した。しかし、その決定は覆され、平成23年(2011年)にこの水琴窟はブルーム市との友好の証として造られたようだ。ブルーム市役所にも水琴窟がサイモン・ワーン氏により設置されたという。


太地町の水琴窟
太地町役場前の水琴窟。ひしゃくで水を地に浸み込ませると、金属音のような音が地中から聞こえてくる。

水琴窟の音を聞いた後、くじらの博物館の方へと足を進めた。


前エントリ
紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
そうだ、京都から行こう - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
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