国際捕鯨委員会(IWC)を評価

機能不全だと叫ばれる国際捕鯨委員会(IWC)だが、英領チャネル諸島のジャージー島で11~14日行われた第63回年次総会を私は高く評価する。

IWC の存在意義、ブラジル・アルゼンチンが提案する南大西洋サンクチュアリー案に疑問が呈され、シーシェパードに対する非難も表明された。経済的な理由で参加できない国々があることの問題もはっきりした。

これまでの映像の中継は、会場内で一部のNGOらがハラスメントやパフォーマンスを行うことを抑制するために日本が提案したものだ。それが行われなかった今回の会合はこれまでと比較してセキュリティがしっかりしていたことを意味する。会場の外で行われたシーシェパードのパフォーマンスも穏便に排除されている。


シーシェパードによるIWC総会会場前での抗議活動。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15005542

日本の調査捕鯨はIWC科学委員会にも寄与している。11日から開始されたIWC-POWER(Pacific Ocean Whale and Ecosystem Research、太平洋鯨類生態系調査)もその一環だ。調査捕鯨の放棄や、IWCからの脱退、沿岸捕鯨の再開を論じる識者がいるが、無責任だと私は断じる。我々第三者は、直接鯨類に携わる人々の姿を見ていくべきだろう。

ナガスクジラの摂餌


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マルタからの訴訟

マルタからは、昨年の活動の損害賠償を起こされ、SI号はフェロー諸島に出港できない模様。
うんとふんだくられて、船を差し押さえられればいいのだが。

Re: マルタからの訴訟

時間差で船舶を捕らえたFish & Fish 社の対応は見事です。

ただ、メディアはその件を報じていませんね。
銃弾の件もそうでしたが、都合の悪い内容だけは外部に発表させず、
サイト内のみでサポーター向けにアナウンスするいつもの手口のようです。

代わりに別件が見つかりました。
IWCのホストであった Hotel de France Jersey が
ポール・ワトソンのチェックインを拒否したとの報道が見つかりました。

THIS IS JERSEY.com
http://www.thisisjersey.com/2011/07/16/hotel-defends-decision/

新聞も発表しました

欧州の新聞をはじめ、オーストラリアの新聞も報道しました。
100万Euroの保証金を払わないと船は出港できず、(おそらく)一定期間の猶予の後に競売にかけられる可能性もある模様。

Re: 新聞も発表しました

注意しなければならないのは、シーシェパード側が金額を発表していることです。
シーシェパードはマグロ800匹を解放したと主張していますが、Fish & Fish の主張では600匹です。
Ady Gil の契約では1,500,000ドルでしたが、シーシェパードが日本側に要求した金額は3,000,000ドルでした。
シーシェパード側の発表する数字は信用できません。

シーシェパードは中古船舶の提供も求めており、
決定打とはならない可能性があります。
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D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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