作家に翻弄された国内の捕鯨問題

今、鯨類や捕鯨、水産に関連する書籍を集めている。解体新書「捕鯨論争」という書籍のためだ。

どこかで目にした文章や図、グラフ。「」を利用した皮肉的な強調。反・反捕鯨捕鯨サークルという言葉。レッテル貼りを批判した書籍とは到底思えない。

マスメディアで取り扱われた調査捕鯨に対する批判の発信元は環境保護団体やフリージャーナリストによるものだった。イルカ&クジラアクションネットワークグリーンピースジャパンと連動しており、このフリージャーナリストは元グリーンピースジャパンの捕鯨担当だった。

これらは長年にわたり、水産庁ならびに調査捕鯨に関連する団体、マスメディアを批判してきたが、自分たちの存在をどう考えているのか。捕鯨に批判的な文章を発信してきたのは朝日新聞とその元委員が設立したJANJANというインターネット新聞が主で、Japan Times や Guardian のような外国メディアも同様の情報を発信している。

私はもともと調査捕鯨には懐疑的だった。なぜ捕鯨モラトリアムにも関わらず、こんなにも鯨肉が手に入るのかが疑問だった。しかし、調べてみれば捕鯨はまだ続いていたし、調査捕鯨も止める理由が見つからなかった。逆に批判的な意見に対し疑問を呈するようになった。このような主張をする者らのほとんどが生物を直接扱う職にはなく、物書き、作家だったからだ。

国内のNGOが成果を出せない理由は、個人主義の人間が運営しているからだ。自己主張が強いだけで他との協調性を欠いている。政府や水産庁が不正を働いているなどと喧伝する前に自分らの組織を見直すべきだろう。オンブズマン(行政機関を外部から調査、監視する立場)の必要性がこの書籍では叫ばれているが、監視が必要となるのは強硬な手段をとり続けるNGOの方だろう。

「真実が靴を履く間に、嘘は地球を半周する」ようであるから、これから内容を吟味させてもらう。どこかの団体と違い、私のブログはコメントを許可している。
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未だ読んでないけど

お金を払う価値なさそうなので、図書館で探そうかな?

きのうNHK-BS でブルームでの日本人墓地破壊から、姉妹都市提携の停止及び復活や、墓標の復旧のために交換留学生の太地の中学生が手助けする等の交流のドキュメンタリーを見ました。たぶん再包装だと思います。
ブルーム市に寄せられた抗議文の激しさは、市長に、自分達の町がテロの標的になるのではと思わせるほどの激しい内容でした。その感情に任せた表現は、テロリズムと差別主義の温床なのだと感じました。また、環境保護団体が並かと利権を主張するけれど、彼らこそが利権の権化に見えてきてしょうがない。
真面目に働く一般市民を、シーシェパードのような環境利権団体が恫喝することがまかり通る世の中では、いけないと思いましたね。

Re: 未だ読んでないけど

この内容で3000円は高いです。
結局、関係者の発言をとらえた批判が多く、ただの一サラリーマンである私ですら疑問を懐く内容です。
逆にこれほどまでの足枷に操業を続けられていることに感心します。

太地とブルームの騒動を煽った連中が一切の責任を負わずに別の活動へシフトしたことに怒りを覚えます。
このような勢力にこそ監視が必要だと思いました。

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詐欺的スタンス

反捕鯨なら反捕鯨問だといって意見を言うべきだが、延々と反捕鯨の言動した人間が、いきなり中立的意見といってみたところで全く信用ならない。予備知識のない人間を騙そうという詐欺師のスタンスだ。
自分こそが公正で、正義で、常に正しいというスタンスは、環境保護団体ビジネスの共通する部分だし、「ザ・コーヴ」の製作者と同じで、全く誠意を感じない。

Re: 詐欺的スタンス

この書籍を読んで改めて実感したことは、反体制、反権力の思想の矛先が捕鯨産業に向けられたということです。
グリーンピースの内情が記されていますが、この団体はマネジメントができていません。
言葉の綾や、他国の常識を持ち出したところで現活動を肯定する理由になりません。
ふざけたパフォーマンスをやっていないで民間企業で営業を学べと。
ホンネとタテマエを一致させる以前の問題だと感じました。

沿岸捕鯨

石井何某は、調査捕鯨批判はしているが、沿岸商業捕鯨の再開は支持しているようなことが、ネットに書かれている。本書で沿岸捕鯨再開の道について、何か触れているのでしょうか。単なる調査捕鯨批判であれば、中立的とはいえないです。
また、この手の本にしては異様にネットでの宣伝が多い。GP辺りが資金を出している可能性が高いすね。

Re: 沿岸捕鯨

グリーンピースが捕鯨問題を損切りしたので丁度良い頃合だったのではないでしょうか。
共著のフリージャーナリストはこれまで経歴をあいまいにしていました。
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Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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