No Sea Shepherd - 止めなければならないシーシェパードのパラオ進出

水面下で関係者たちが動いていたことは私にもわかった。しかし、事態はもっと深刻だ。シーシェパードのパラオ進出は絶対に許してはならない。危惧されるのは漁業関係者に対するハラスメントだけではない。想定される最悪のシナリオはクーデター。国盗りが行われることだ。

パラオの位置を世界地図で確認してみることだ。周辺の国はどこか?フィリピンやインドネシアが近い。フィリピンもインドネシアも国内でゲリラやテロ組織が活発に活動しており、小火器の密造が盛んだ。

シーシェパードの連中を観察してみるがいい。

ベシューンのランチャー
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(財)日本鯨類研究所 提供
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N471SD


スパッドガンやペイントボールのように銃のようなものを好む人員が集まり、軍事転用が可能な船舶とヘリコプターを運用している組織にそのような志を持った人員が複数ボランティアを装って紛れ込めば、パラオのように軍隊を持たない国の掌握は可能だ。シーシェパードの人員には軍や警察経験を持つものもいる。同じオセアニア国家であるフィジーでは2000年に入ってからも軍事クーデターが起こっている。

ポール・ワトソンにこのような力があるとは思えないが、私が懸念しているのはシーシェパードUK、イギリスの支部だ。シーシェパードの現CEO はシーシェパードUKの Steve Roest だが、イギリスは現代でも数々の傭兵を輩出している。2004年にアフリカの小国、赤道ギニアでクーデターを計画したサイモン・マン(Simon Mann)はイギリス人だった。マンのバックにはスペンサー伯爵やマーク・サッチャー(マーガレット・サッチャーの息子)らがいた。

今後、シーシェパードがそのような存在となりうる可能性がないとは言えない。多国籍の人員を抱える組織をオセアニアのような小国家の根幹に招くことは危険だと警告する。現に私はそれを考えた。

noseaevil
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日本が十分な享禄や援助をしてやれば阻止できると思います。現に使節団の派遣をしているので、NPOよりも長年関係があり、信用できる日本を頼ると思います。
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サメのサンクチュアリは連中にとってもサンクチュアリとなりえます。管理する側の不正は連中が主張してきたことです。本来なら日本ではなく、アメリカが先に動くべきだったと思います。
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