ザ・コーヴのDVDを郵送したのは誰か

和歌山県の太地町民にザ・コーヴ The Cove のDVDが郵送された事案の詳細が明らかになってきた。

このDVDに収録されていた映像は日本で配給された内容ではなく、字幕による訂正や日本人にモザイク処理していないもので、ルイ・シホヨスが会長を務めるOPS(海洋保護協会)が製作、公開した映像と同じもののようだ。

thecovemovie.com
Available in the US: Japanese Dubbed Version of The Cove
アメリカのウェブサイトにて:『ザ・コーヴ』の日本語吹き替え版無料で視聴できます。

http://thecovemovie.com/freejapanesedownload

イギリスのガーディアン紙もシホヨスについて報じているが、先日気仙沼のサメ漁を批判する内容を書いたのと同じ記者、Justin McCurry だ。

guardian.co.uk
The Cove director sends dolphin slaughter DVDs to whole fishing town

http://www.guardian.co.uk/world/2011/feb/28/cove-director-free-dvds-taiji

OPSが所有する映像をシホヨスが日本に提供した。では日本で太地町民の住所を調べ郵送したのは誰か。

twitter でこの郵送を担当したことをにおわせる文面が1日発信されている。

thecovejapan
http://twitter.com/thecovejapan

自己紹介文が「一緒にイルカを守りましょう。」のみで何者なのか、どのような団体なのかわからない。しかし、過去の投稿を見てみればCFT(明日への選択)の関連ではないかということが窺い知れる。CFTはエルザ自然保護の会と同調して静岡県のイルカ猟に反発していた団体だ。署名活動や関係者の連絡先や住所を公開して抗議の手紙を送るよう煽ることを活動としているので、お手のものというわけだ。CFTはシホヨスとつながりを持っている。thecovejapan のアカウントが最初に投稿した内容はCFTのシホヨスへのインタビュー内容だった。

CFT
ルイ・シホヨスさん Part 1 / Mr. Louie Psihoyos Part 1

http://ashitaenosentaku.org/people/vol4louiepsihoyospart1.html

この団体はニューヨーク在住の日本人が代表者になっているが、メールアドレス以外の詳細が明らかにされていない。しかし、イルカ猟に関しては必ず出現する。先日、イルカ&クジラ・アクション・ネットワークという団体について書いたが、以下のブログでその手口を知ることができる。

幻影随想
http://blackshadow.seesaa.net/article/1909615.html

同住所の建物をgoogleのストリートビューで見てみたが、人通りの少ない飲み屋街の雑居ビルであった。団体を乱立させ、支持者が多いように見せかけ、ボランティアに情報を拡散させると同時にごひいき先のマスコミ関係者に記事にしてもらうというのがこの手の連中の十八番のようだ。海を考えるグループもそのようにして作られたものと考えられよう。

イルカの写真(色調補正)
これはイルカの写真の色調を画像編集ソフトで変更したもの。一分以内に血の海で悲しそうに泳ぐイルカの写真が完成だ。
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太地町に郵送された「ザ・コーヴ」の日本語吹き替え版とは

 2月28日午後にDVDの入ったパッケージが太地町内のほぼ全世帯と町役場や漁協、水産加工業者組合などに郵送されたとのニュースが日本国内メディアで28日夜に報じられていた。  差出人は「海を考える...

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闇金や密売組織にも似ている感じがすますね。
今のところあまり盛り上がっていない感じもしますが、油断大敵ですね。

CFTってベジタリアン兼動物愛護団体のようですが、批判されないようにコメントはさせない構造でしたね。
この手の連中は非科学的なうえに、自己を120%正義という考え方ですから、遣り合っても不毛ではあります。感染したら救いようがないので、感染者を増やさないようにするしかないですね。

コメントを受け付けず、ボランティアを使って抗議や情報を拡散させる典型的なブラック団体です。こうした活動に興味を示す人々は考えが及ばないため、支えとなる団体の活動に没頭してしまいます。

肉体的にも精神的にも疲労すると消化器が弱り肉を食べられなくなります。映像を見せられた場合はなお更です。肉食をしばらくやめ、身体が調子を戻すころに「肉食は身体に悪い」という誤った認識を持ち、団体の活動にのめりこむというメカニズムがあるような気がします。これがカルトたる所以です。これは私自身が経験したことです。

昔カルト団体から知人を救出したことがあります。
カルトは、心身ともに極限状態において洗脳していき、自主的に選択したという結果に誘導していきます。
迂回団体を持っている点、思考ではなく感情を煽り映像をふんだんに使うという点で大変似てますね。

資源管理とカルト対策は分けて考え、前向きに情報発信していくことが大切と思います。

私はNPO法人になりたがっていた集団と行動をともにしたことがあります。

トップがいて、トップが周りの人間を振り回し、日常的に極限状態をつくります。例えば個人の行動を制限できる海外などで無茶なスケジュールを組み、食事程度の低報酬を与え続ける。船舶は最高の環境と言えるでしょう。ボランティアは追従するしかありません。労働関係の法規に抵触することなく、無報酬で労働力を得ることができるのです。私は借金すら残しました。

資源管理に関する情報は少なく、あっても難解で見向きもされず、環境保護を標榜する団体の悪意を持った情報が氾濫してしまっています。私は専門家ではないので、自らの体験を交えて発信していくことしかできませんが、一石を投じることができると考えています。

ednakanoさん
>感染したら救いようがないので、感染者を増やさないようにするしかないですね。

同感です。彼らの動画を紹介するだけで感染する人も出てくるでしょう。しかし、情報を止めるわけにはいきません。正確な情報を出し続けていく以外に方法はないと思います。

D’zさん
善意を利用する悪意というものが世の中にはごまんとあるようです。
「正義」の陰にある種の胡散臭さを感じるのはそういう理由からかもしれません
また、「正義」が一番厄介な観念なのかもしれないです。

>資源管理に関する情報は少なく、あっても難解で見向きもされず

漁業関係者の皆さんの理解を得られるように情報発信は大事だと思います。
資源管理は大事です。しかし環境保全を標榜する悪意ある団体を利用してまで資源管理を訴える方法には疑問を持っています。

私はどちらかといえばシーシェパードタイプの人間だと自覚しています。「サムライ」という言葉に魅かれたわけですが、現在はそうは思っていません。

現場サイドの人々に協力をお願いする、あるいは一般企業の営業活動と同じものが求められると思います。

私はD'zさんの記事を読むまで、環境保護団体に対してさほど深い認識と興味はなかったと思います。さほど、というのは、まったくなかったわけではないという意味です。2003年の水銀騒ぎでした。当時はなんでこういうことになるのか不思議でした。世の中の潮流ということでしょう、お陰で久々に勉強をする事にもなりました。解釈は様々ですが事実を曲げることなく打ち出していくことが産業発展と人類の利益となることは間違いないと思います。私もできる範囲の事はしていきますが運と分相応というものがあります。世の中の流れに任せるだけの謙虚さは持ちつつ「自分なりの」情報発信機会を探っていきます。専門家の方々にはぜひともがんばっていただきたいですネ。

私も映画 SHARK WATER を見るまではさほど気にはしていませんでした。しかし、映画に登場した人物はシーシェパードやグリーンピース、監督は聞いたこともない海洋学者で、この手の団体の片鱗を垣間見ました。私も水銀を一時恐れていましたが、日本が火山国であることや、許容値を超えている人にも症状がないという事例を知り、過剰なネガティブキャンペーンが行われていたと判断しました。

ゲーム理論では「強気であるほど損をしない」ということが証明されていますが、謙虚さはそれの法則を打ち砕くことがあります。専門家の方々も人間なので、専門外の我々でも支えることができるでしょう。
プロフィール

D'z

Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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