SHARK WATER

SHARK WATER
シャークウォーター 神秘なる海の世界 [特別版]

「海洋ヴィジュアル」の棚に置いてあったこのDVDが気になり購入した。
なんてことだ。「特別版」はボックスの為に裏の内容を見ることができない。
また、洋画を邦題化する際に副題は作品の内容を正しく伝えていないことが多い。

これは海の神秘にひたる内容ではなく、強攻な保護活動を啓蒙するドキュメンタリだ。
監督のロブ・スチュワートがシーシェパードと行動をともにし、延縄漁、フィニング(サメの鰭だけを切り取る行為)を批判する。捕鯨活動を妨害するシーシェパードがどのようなことを行っているのかがわかる。これはシーシェパードのプロモーションか?シーシェパードの行いには賛同しない。油を振りまく船を駆り、延縄と同じ危険性を持つロープランチャーやネット、異臭を放つ薬品を海に振りまき、人の命を奪う行為に賛同などできない。

サメ漁の現場は血塗れだ。漁師は限られたスペースの船上で、限られた時間の中で効率的に作業を進めなければならない。安全のためにも水揚げしたサメは殺す必要がある。食用にするには神秘的な身体も切り裂かねばならない。「漁師は金の為に」と字幕に出ているが、「生活の為に」であろう。マフィアの存在も疑問だ。漁師が違法操業やフィニングに走る背景を知らなければならない。生物学的に貴重な試料も漁師が捕らえたものであることが多い。

サメの弱さを知る意味では価値のある映画だと思う。サメが海水浴場の遊泳者を襲って食べると信じている人はその考えを変えるかもしれない。しかし、ホホジロザメやイタチザメとその他の種を同列にしてサメは危険ではないとは思ってはいけない。すべての種をサメと一括りにするのはネコとライオンを同じとして捉えることだ。ネコだと思ってライオンに近づけば牙や爪で裂かれるように、リーフ内のサメと同じ感覚で大型種に近づけば一噛みされて失血死するかもしれない。
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No title

シャークウォーター、友人が送ってくれたDVDを見ました。私の意見はダイゼルさんと全く一緒です。サメと海のシーンはきれいでしたね。
ここに、鑑賞後の感想を書いてます。
http://sametune.exblog.jp/8092035/

同感です

まったく同感です。まったく信憑性がない。
でも海中のサメとスタッフロールのカメラワークは秀逸せした!
彼らはもっと海の恩恵を受けて暮らす人々に目を向けるべきだと思います。
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Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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