GREEN FAKERS! - ヤスニITTイニシアティブ

シーシェパードにガラパゴスでの生物保全業務を委託したのは何者かという疑問から、エクアドルについて調べるようになった。その中で、現大統領のラファエル・コレアが世界に呼びかけている奇妙なプロジェクトの存在を知った。

ヤスニITTイニシアティブ

ヤスニはエクアドル北部のナポ州内の国立公園である。ITTはイシピンゴ・ティプティニ・タンボコチャの三つの地域のことである。これら地域に埋蔵する8億5000万バレルの石油採掘を放棄する代わりに、その石油で得られたであろう利益70億ドルの半分を国際社会から補償してもらうというものだ。ヤスニ国立公園はその補償金により開発を免れ、環境が保全されるというもののようだ。

エクアドルは昨年、日本にも賛同するよう呼びかけており、欧州などではすでに資金提供を確約しているようである。

私はこの政策に疑問を感じる。身近なことがらに置き換えて考えてみればとても容認できる内容ではない。

あなたは、エクアドル不動産所有の土地がある100人が住む住宅地に住んでいる。
その土地は草木が生い茂っており、住宅地では貴重な存在だった。
あるとき、エクアドル不動産が、
「この土地には10階建てのマンションを建てることができる。その額は1億円だ」
草木が失われるうえにマンションが生活に影響をきたしそうなので、住民たちは反対する。すると、
「1億円のマンションの建設を止める。半額の5000万円で結構。あなたたちが払ってくれ」
住民たちは草木が失われるのとマンションを建てられるのが嫌なので、一人50万円をエクアドル不動産に払った。


もうひとつ例をあげてみよう。記憶に新しいクーポンサイトが販売したおせち料理の騒動だ。
20000円のおせち料理を半額の10000円で購入できるというサービスだったが、料理は10000円に相当しないもの
だったという騒動である。10000円と10000円以下の商品の差額分はどこへいったのだろう?

ヤスニ国立公園には本当に8億5000万バレルの石油が埋蔵しているのか?半額でもかまわないという根拠は何か?この政策はエクアドルは国際社会が支援しなければ開発が進み、その責任は国際社会にあると宣言できる。そして、この政策を広報してまわっているのが、捕鯨に反対したり、関係者に圧力をかけたりする団体だ。
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実現しない経済活動の得べかりし利益を保証してくれという話ですから、「獲らぬ狸の皮」を半額で売ってくれるという話ですね。GPなんかは上手く立ち回ってアレンジフィーみたいなものを募金として召し上げるような算段がついているんだろうな。

この発案者がエネルギー鉱業石油大臣のアルベルト・アコスタだということが気になります。内容は完全にエクアドルがイニシアティブを握っています。

グリーンピースはやっていますね。
http://zerowaste.jp/event/e20100906/send_event_form
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