No Sea Shepherd - SHARK WATER の嘘

見たくもない映画だが、シーシェパードの活動履歴を追うために SHARK WATER を見直している。ひどい映画だ。やり方が THE COVE と同じだ。

SHARK WATER

この映画がひどいのは、撮影者が見えない巨悪と戦っているように過去の映像を交えて現在と混同して見せていることである。スチュワートがシーシェパードのオーシャンウォーリアー(ファーレイモウワットの旧名)に乗船して撮影したという映像で、ヴァラデロ号の漁師がサメを引き上げ頭部を投棄する映像はあるが、フィニングをしている映像はない。漁師がサメのヒレだけを切除して海に投棄する映像は明らかに古く過去の映像だ。

スチュワートは「マフィアの報復を恐れずコスタリカのココ島に戻ったら、抗議する市民の姿があった」としているのだが、この抗議デモの映像は明らかに古い。これは都合のいい映像を編集してストーリーに仕立て上げたものだ。その手法は THE COVE と同じである。

スチュワートがシーシェパードと接触したのは2002年4月。以下にThe Tico Times がシーシェパードがグアテマラの漁船を襲撃したと報じたとする文章がある。

ActivistCash.com
http://activistcash.com/organization_overview.cfm/o/347-sea-shepehrd-conservation-society

2002年、コスタリカの大統領はミゲル・アンヘル・ロドリゲスからアペル・パチェーコに交代している。そんな時期に大統領が正式にNGOを招いて漁業監視を行わせるだろうか?しかも外交問題となりかねない外国の漁船を監視させるか?大統領からの依頼というのが虚言であったことも考えられよう。

中南米では政府の力が弱く、コスタリカは軍隊を持っていない。エクアドルに至っては反米主義の左翼政権だ。エクアドルはヤスニITTイニシアティブという計画を進めている。この計画にはグリーンピースの他、リベラルな団体が飛びついている。かつてないほど巨額のグリーンマネーが動くかもしれないからだ。シーシェパードにガラパゴスの保全活動を依頼したのは誰か?このヤスニITTイニシアティブが鍵になると思う。
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SSCSの連中の言い分だと、漁業≒密猟ですからね。
>巨額のグリーンマネーが動くかもしれないからだ。

結局この手の団体が金に群がる習性がよく出ています。

殺人容疑の捜査を「マフィアと癒着した政府の妨害」と主張するどうしようもない連中です。信じられないことにこのヤラセ映画をいまだに信じて行動を起こそうとしている者がいるのです。

ヤスニITTイニシアティブもグリーンピースやピースボートやCFTといったきな臭い団体が熱烈に支持しています。36億ドルが動く、連中にとっては一大市場の誕生です。次はこのヤスニITTイニシアティブの不透明さを見ていきましょう。

ザクッと調べましたが、これはある種ODAの変種にも見えるし、Co2排出量取引と同根でもあると思われます。資源の利用権を先進国に買わせるということですね。これが仮に成立後、政権が安定せず革命でも起きれば即反故になる話しだし、ソマリア並に内省が混乱すれば取り立ては不能ということになる。
基金の運営にかかわったり、募金募って事務手数料をまかなうなどのNGOならではの稼ぎ方もあるでしょう。
いずれにせよエコマネーに群がる姿が見えますね。

これは本当に怪しいですよ。それに諸手をあげて賛同する団体はあきらかにおかしいんですよね。別エントリでこのヤスニITTイニシアティブを例えてみます。
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危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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