サメを食べる

 ヨミウリオンラインで、宮城県気仙沼市がサメ料理のレシピ集、市内8か所の飲食店を紹介した地図を製作したというニュースがありました。(11日)

 サメの肉は美味です。生ではきついかもしれませんが、下処理を施されたサメ肉は、やわらかく味が浸み込み非常に食べやすいのです。軟骨魚なので、皮の処理がきちんとされていれば鱗のある硬骨魚のように骨や鱗を気にする必要がありません。

 サメ肉は「低カロリー、高蛋白」と健康に結び付けられますが、サメを食べることは漁業資源の保護にもつながります。日本人はマグロ、イカ、イワシ、ウナギなどを好んで食べていますが、この偏食ぶりは生態系に影響を与えていると考えられています。資源を枯渇させないためには、これらに代わるものを食す必要があります。サメはその一端を担います。
 サメはけっこう漁獲されています。我々があまり目にしないのは、市場では価値が低いので漁獲時に海上で廃棄されているからです。定番の魚しか口にしようとしない食文化がこのような現状を生み出しています。
 サメは食物連鎖の頂点にいます。重金属の蓄積を気にされる人もいるかもしれませんが、それをいったらマグロも同じかそれ以上に重金属をその身に蓄えています。頭にいいという目玉の周りの脂肪が一番有害物質を含んでいます。健康の為にマグロ食べるのやめますか?

 ボクはサメもイルカもクジラもカメも食べます。「野蛮だ」「可愛そうだ」「変人」などと思うでしょうか?ボクに言わせればエコだ、ロハスだ、スローライフだと騒ぐ人たちが生み出す一時的な健康食ブームの方がよっぽど危険です。

 健康だ環境保護だを抜きにしてサメを食卓に取り入れてはみませんか?フカヒレだけがサメではないのです。
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おお!

こんにちは。
懐かしい話題です!
私は今も相変わらずサメの伝道師を続けておりますよ。
この気仙沼のサメレシピ作りには私も若干協力しました。
気仙沼商工会・加工屋さんたちがうちに来ましてサメ料理を食べていきました。
気仙沼はサメ水揚げ日本一なのにご当地では心臓しか食べないからです。

ダイゼルさんが書いておられるように決まった魚種しか食べない・売れないというのは問題かもしれません。しかし、それが現実ですし、豊かな日本はこれを変更することなどよほどの事情がない限りしないでしょうね。

やはり!

実は気仙沼でサメといえば田向さんが関わっていないはずがないと思っていたんです!
この記事を見てアブラツノザメの煮付けを皆で食べたころを思い出していました。皆口にしてました。「サメ、うまい!」と。
ボクは今の魚食文化も日本の食卓が欧米化してきたように変わっていくものと信じています。良い方向に。

どうか、サメの伝道師であり続けて下さい!
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D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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