No Sea Shepherd イスラエルに学ぶ2

「テロリスト」という言葉を「シーシェパード」に置き換えて以下の本を読み進めている。

 TERROR BOMBING THE NEW URBAN THREAT
 イスラエル式テロ対処マニュアル 爆弾テロ対応の手順
  Hayim Granot, Jay Levinson
  並木書房
  ISBN4-89063-177-1

第2章は テロの心理と行動様式 となっており、副題だけでも参考になる。「テロリスト」という言葉を「シーシェパード」「環境保護団体」などと置き換えてみると良い。


テロリストは目的のためにいかなる手段も正当化する
テロリストはたいていこう言う。正義の戦いながら圧倒的に不利な立場で苦闘し、最後の手段としてやむをえず暴力に訴えざるをえないと。なかには、テロリストの言葉を鵜呑みにする人もいるであろう(Szumski,1986)。(第38項)

 テロリストは民主的社会の保障する自由を逆用して暗躍するが、民主的手段にのっとって行動することはまずない。民主的手続きは彼らのイデオロギーと矛盾する。(中略)テロリストは民主的手続きはのろすぎると言ったり、権力者によって腐敗していると主張する。(第40項)

テロリストに関する心理学的アプローチ
 ハバートは、テロリズムを神経科学(neurochemical)上の反応をひき起こす刺激の結果とした。それは個人だけでなく、集団や社会全体でもおきるという(Hubbard,1983)。ハバートによると、敵意のメッセージによって神経系統が興奮する。すなわち攻撃はその反応作用である。しかし彼は、人によって同じ刺激に対する反応が違う点を説明できなかった。
 フラストレーション攻撃仮説(Dollard,et al,1939)は、これが発表されるや幅広い支持を得た。以来この仮説は、テロ分析に応用されてきたが、フラストレーションから攻撃反応が生じることを説く。すなわち、フラストレーション下の人間は、自分の不完全性と無能をとがめる身代わりをさがす。そうすることが自分自身の限界に直面する代りのもの、慰めとなる代替物となる。すなわち、手ごろな自我防衛メカニズムである。この手の人は、フラストレーションのもとになっていると思うものに、自分の怒りを発散させる。
(第41-42項)

※この文章は誰にでも当てはまる。ボクがシーシェパードを嫌悪しているのも自己実現をできないフラストレーションからきているのだろう。ネット上に溢れる誹謗、中傷、不満もこの作用であろう。シーシェパードの構成員に生物の専門家はいない。連中もフラストレーションから海洋生物保護などと、自分の本職とは一切関係のない行為に加担しているのだろう。

テロリストは独自の論理で自己を正当化する
 テロリストは、自己の論理をレンズとして実現をみる。レンズの歪曲度といったら大したものである。彼らはおどろおどろしい奇怪な敵のイメージをつくりあげ、それが自己の所属する排他的小集団の餌になる。(第48項)

※これは連中の十八番である。連中は日本人や漁業関係者を おどろおどろしい奇怪な敵 というイメージを演出している。この餌に同調する 排他的小集団 が連中を支援している。

テロ組織は共通の敵で結びつく
 テロ集団にはそれぞれに課題をもつ。彼らを結びつけるものは共通の敵である(敵といっても世界で名の知れた国が含まれる)。それとともに、訓練、材料や装備、後方の作戦基地および活動資金など兵站支援の必要上から、特定の地域で協力することがあっても、すぐに終わるようである。(第50項)

※THE COVE の製作者連中とシーシェパードが関係を持っていることは明らかであるが、連中は互いにワトソン、オバリー、シホヨスらが同時に映った写真を発表していない。また、現在シーシェパードはフェロー諸島のゴンドウ猟の妨害活動をしているが、ブリジット・バルドー財団の協力を得ているとしている。ブリジット・バルドーはフランス出身の女優であるが、動物の倫理的扱いを求める人々の会の会員であり、支離滅裂な抗議で有名である。テロ組織は共通の敵で結びつくようである。

テロ組織構成員の3つのタイプ
(A)指導者(リーダー)は、主義主張にいれあげた人物、理論家であり、強烈なカリスマ性をもつ。(中略)
(B)運用者(オペレーター)は、犯罪者で反社会的人格のタイプ。ご都合主義的傾向の強い冒険家で、思想より冒険にひかれる。
(C)夢想家(アイディアリスト)は、大学のドロップアウトによくみられる。インテリ風で心理の探求者のような振りをしている。組織では下っ端が多い。
(第51項)

テロリストは自分がどう見られるかを気にする
 テロ行為は情報通信のニュースになる(Hickey,1977)。19世紀には、テロリズムは「行動によるプロパガンダ」と呼ばれた。20世紀になると「暴力劇場」と名づけられた。広く知れわたっていることであるが、テロ行為は主義主張に注目してもらうための手段でもある(Tugwell,1989)。(第52項)

※今日放映されている特定の団体による環境保護ドキュメンタリはまさにこれであろう。こうした活動を取材し取上げているメディアは連中に奉仕している。ことに、ポール・ワトソンの見解など、主義主張ばかりで環境保護に関して一切無用である。

テロの戦術はエスカレートする
 人間は最悪の状態にも適応する。同種の行為が繰り返されると、人間が最初よりも驚かなくなる。テロに対してすらも一種の適応がある。一方テロリストは注目をひく1つの手段として暴力に走る。この2つから容易に判断できるように、テロリストはだんだんエスカレートし、次のステップに進むと、模倣もあれば競争もあるから、同じような事件が起き、さらにエスカレートする。(第54項)

※2009年末、シーシェパードは3隻の船舶とスパッドガンを導入してきた。今年度も注目を引くために手段をエスカレートさせてくるだろう。

政府機関内のライバル意識がテロ対策を遅らせる(第54-55項)
※この文章は全文章を関係者に読んでもらいたい。
※ZAKA(対テロ義勇隊) 1995年にイスラエルに設立されたボランティア団体。約600名のメンバー全員がパラメディックの訓練を受け救助活動に参加しているという。政府の予算配分はないが、国内外からの寄付で活動しているという。同じく国内外からの寄付で活動しているシーシェパードは世論の誤った認識が育て上げた団体といえるだろう。

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連中の行動はテロリストの活動そのものではないか。
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