6.8TVCM の優位性 - 7.62mm への回帰必要

2022年4月19日追記
Next Genereation Squad Weapon の XM5、XM250 は Sig Sauer 案に決定した。


米国の弾薬メーカー True Velocity が製造する次世代弾薬のプロモーション動画が公開された。6.8 TVCM は銃身を交換することで既存の7.62mmNATO を使用する小火器での発射が可能である。動画ではM110、M240B、M134、RM277での動作を証明している。

これには大きな意味合いがある。米国が次世代分隊支援火器に General Dynamics OTS 案を採用し、既存のM240等を継続使用する可能性が高くなる。米陸軍、海兵隊は火力と射程、機動性を大幅に向上させることになるだろう。
日本では住友重機のクソマシンガンが排され7.62mmの運用がほとんどなくなった。米軍がNGSWに移行すれば共同作戦において火力と射程、機動性すべてに劣る普通科が前方に出ざるをえなくなるだろう。敵方はやはり火力と射程を上回る5.8、7.62×54。5.56mm の小銃や機銃を採用している状況ではなくなっている。住友重機のマルチキャリバー機銃案が流れた現状では、M240やevolys7.62mm 等を取得し7.62mmへの回帰を進めていくしかないのではないか。ブルパップ式小銃の限定的な試用も必要となるかもしれない。RM277やF88、奪取した95式を使用する可能性もないとは限らなくなっている。

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