イルカの生け簀損壊について - 海保駐在所の対岸、油断か

13日、和歌山県東牟婁郡太地町のイルカの生け簀が損壊し、イルカが逃げ出していたという報道があった。
生け簀の損壊は許しがたい行為だが、警備側にも油断があったのではないかと私は思う。

太地港
漂流人記念碑から見た太地港。被害が確認された生け簀は写真の右側にある。


海保駐在所の対岸、油断か

被害が確認された生け簀の対岸の埠頭には海保の臨時駐在所がある。警備側の目の前で犯罪が行われたということだ。生け簀の北側には堤防があり、わずかな遊泳でたどり着けてしまう。夜間に潜水中の人員を発見することは難しいかもしれないが、犯行前後に兆候があったはずだ。

THECOVE岩から滑り落ちるシーシェパード
THE COVE より。2003年11月18日、アリソン・ランス・ワトソン(Allison Lance Watson、Paul F Watson の3人目の配偶者) と アレックス・コーネリソン(Alex Cornelissen、現シーシェパードグローバル構成員) が網を損壊した際の映像。ウェットスーツを着用して犯行に及んだが、荒波に揉まれ無様に岩にしがみついていたようであり、保護逮捕された。


積極的な監視、情報収集を

今回の犯行について、反イルカ漁を主張する団体個人の言及が少ない。セクト化、ローンウルフ化した者による犯行である可能性もある。生け簀上、海中どちらで破壊行為を行おうとも、夜間不定期に船舶用の照明で周囲を照射してやればこのような犯行をけん制できる。既存のカメラと同等のものを設置してあれば犯人の特定は可能なはずだ。県警、海保には同じような犯行を許さないよう努めてもらいたい。

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危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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