新調査捕鯨計画に期待 - NEWREP-NP

11月9日、水産庁が調査捕鯨の新計画を国際捕鯨員会科学委員会に提出したことを発表した。
本計画は北西太平洋の鯨類調査を行うものとなっており、メディアでは従来より100頭多く捕獲することを強調している。
捕獲数が増加したというが、これは当初の北太平洋上で行われてきた調査と同様にミンククジラの捕獲を再開するというだけのことである。

近年、沿岸でのミンククジラの捕獲数が減少しているが、イワシクジラやニタリクジラの発見数は安定している。反捕鯨団体などは頻りにミンククジラの乱獲が原因などと訴えるが、海洋の環境の変化や、ミンクより大型の種の個体数の変動が生息域に変化を生じさせている可能性がある。ミンクの生息域が北方や沖合にシフトした可能性を追求する本調査は有用なのものとなろう。

NEWREP-NP により鯨類の新たな発見と、鯨類資源の商用利用再開にわずかでも進展があることを期待する。

ナガスクジラの摂餌

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