グリーン・ピースが FX で損失

17日、Markethack.net にグリーン・ピースが2013年に FX 取引で損失を出していたことが掲載された。

 Markethack.net
 http://markethack.net/archives/51926159.html

記事によれば、グリーン・ピースのアムステルダム本部の人員がユーロ売りのポジションをとっていたところ、想定以上にユーロが堅調に推移したため5億1800万円ほどの損失となったということだ。

記事では

グリーンピースは世界40か国以上で募金を集めており、グローバルでの予算は415億円です。従って今回のFXでの損は全体からすれば大した金額ではありませんし、今後のグリーンピースの活動にも支障は出ないと思われます。

とされているが、これはかなりの額である。
日本の支部であるグリーン・ピース・ジャパンは年間1億3000万円程度をインターナショナル本部から補填を受けており、FX による損失は数カ国分の補填の損失となる。

FX はレバレッジを効かすことができるがハイリスクであり、堅実な運用には向かない。グリーン・ピースは人間の経済活動にはネガティブな心理を持っているため、ポジションにもバイアスがかかった投機的なものとなったのだろう。

公的な基金などでは株式に投資して運用している場合もあるが、FX のようなハイリスクの運用は通常ありえない。私も投資を行うが、ハイリスクの金融商品には手を出さない。ましてや、企業批判を行うために株式への投資を行わない集団が FX で資金を運用しようとは身の程知らずで片腹痛い。今後とも環境保護を標榜する団体の活動については投資家の目からも観察させてもらう。

(財)日本鯨類研究所 提供
調査捕鯨船に故意に衝突したグリーン・ピースの ARCTIC SUNRISE  (一財)日本鯨類研究所提供
環境保護を標榜し、不法行為や投機的な運用を行う団体に寄付行為をするべきではない。


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シーシェパード5隻目の船 - フェロー諸島からのアクセス

昨日より、当ブログはデンマーク、フェロー諸島からのアクセスを多数受けている。
テキサス親父 で有名な トニー・マラーノ 氏によれば本年もシーシェパードがフェロー諸島で行われるイルカ漁を妨害する計画を立てているとのことだ。
思い当たる節があったのでシーシェパードの5隻目の船を公表する。

シーシェパードの5隻目の船舶はプレジャーボート

シーシェパードも燃油価格の高騰に喘いでいる。それにより大型の船舶をオーストラリアから動かせずにいるようで、新しい船舶の運用を開始した。

 船名 Jairo Mora Sandoval
 船籍 イギリス(ロンドン)
 MMSI 番号 235101489
 呼出符号 2EUX3
 諸元 全長14m、全幅10m
 船体に JMS 77 の表記あり

Jairo Mora Sandoval は2013年の5月末に殺された、コスタリカのウミガメ保護活動家の名前である。シーシェパードはこの事件の情報に懸賞金をかけ、彼の名を掲げた船を調達した。
この船は現在、アフリカ西沖のガーボベルデ共和国に Brigitte Bardot とともにある。

JMS77.jpg
JMS とは Jairo Mora Sandval の頭文字をとったものであろう。
セネガルの国旗国章を掲げているように見える。

jairo_mora_sandval.jpg
ポール・ワトソンがアップロードしたという JAIRO MORA SANDVAL の写真。
船名の下に LONDON と表記があり、人員は JMS.77 という表記のあるシャツを着用している。

このプレジャーボートと Brigitte Bardot が欧州にもっとも近く、7月ごろから始まるフェロー諸島のイルカ漁の妨害活動に使われる可能性がある。フェロー諸島の人々には陸海ともに不審な人物らの警戒を怠ることのないよう提言したい。

noseaevil

反サメ漁活動を行う PangeSeed パンジアシードとは

LUSH JAPAN がサメ漁を批判したキャンペーンを縮小させると同時に、毎日新聞社に対し抗議文を出したようだ。そのためか、再度このブログへのアクセスが増加した。

LUSH の前身である会社はイギリスの化粧品メーカー、THE BODY SHOP と契約していた時期がある。THE BODY SHOP は天然素材を使用した化粧品やバリューと呼ばれる企業理念を売りにしているが、グリーンピースと同盟を公式に結び反捕鯨活動を先導したり、バービー人形を模した人形で過激な広告活動を行ったことでも有名だ。LUSH にも同じような理念があるようだ。


私が見てきた PangeaSeed とは

私がパンジアシードという団体の存在を知ったのは THE COVE が放映されたころ、2009年である。当時はパンジアシードジャパンなどという支部は認められず、代表らしき人物も Mayumi Takeda となっており、THE COVE の影響を受けた日本人が本格的に活動を開始したと認識していた。

SHARK WATER

パンジアシード設立のきっかけはおそらくこの映画であろう。何度もこのブログで取り上げているが、この映画は2006年に放映されたSHARK WATER というサメ漁を批判する疑似ドキュメンタリだ。
海外でもこの映画を見たことでアメリカの中華系議員がフカヒレの販売を禁止する法を作ったり、フランスのメタルバンド Gojira がシーシェパードに寄付を行ったことが確認できている。

revberwatson.jpg
映画中に登場するポール・ワトソン(2003年当時)

この映画では、シーシェパードがコスタリカの漁船に対して攻撃を行う様が収録されている。この時裁判所への出頭命令を無視し船舶で国外逃亡をしたためポール・ワトソンは指名手配された。

パンジアシードはシーシェパードとの連携を見せていないが、その主張は SHARK WATER のものと相違ない。顕著な連携を見せているのは別の団体だ。


支持母体はエルザ自然保護の会

THE COVE はイルカ漁に反対するエルザ自然保護の会(Elsa Nature Conservancy)が映画俳優のリック・オバリー(本名 Richard Barry O'Feldman)や映像作家のハーディ・ジョーンズ(BlueVoice.org の設立者)を日本に招聘しコンサルティングを行ったことは判明している。パンジアシードが2011年にネット上で放映していた映像にこれら団体名が認められた。

パンジアシードとエルザ

エルザ自然保護の会はシートン動物記や野生のエルザを邦訳した藤原英司が設立した団体だが、1990年代から反捕鯨活動に傾倒し始めた。現会長の辺見栄は映画フリー・ウィリーのウィリーを演じたシャチのケイコに関する著書などを持つが、その後のイルカ漁批判の活動には目に余るものがある。パンジアシードはこの団体から派生した集団ではないかと私は見ていた。

LUSH がすべきことは

LUSH は自然や環境を意識した商品展開を行っているようだが、ならばやるべきことは今回のようなキャンペーンを行うことではない。商品を見直すことだ。
近年の海洋哺乳類の体内には環境ホルモンとして作用するポリ塩化ビフェニル(PCB) や、神経毒を持つジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT) といった化学物質の蓄積は減少してきたが、合成香料の蓄積が増加してきているというデータがある。香料や色素に関しては排出規制がなく、これらが海洋の生物にどのような作用をもたらすのか不明である。

LUSH の商品は色鮮やかで強い香りを持っているが、これらの製造段階、使用後も環境に負荷を与えないようなものにすることこそやるべきことではないのか。

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Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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