リチャード・オバリーの不都合 - 白いイルカ親子を捕獲した過去
18日、和歌山県の太地町でアルビノのバンドウイルカが捕獲されたことを受け、THE COVE の立役者、リック・オバリーことリチャード・バリ・オフェルドマンが反発しているようだ。
Huffingtonpost.com
HUFF POST GREEN
http://www.huffingtonpost.com/ric-o/waza-can-save-angel-and-e_b_4632897.html
世界動物園水族館協会(WAZA)は、イルカの追い込み漁によりイルカ生体の供給を黙認せず、日本動物園水族館協会(JAZA)を除名して、エンジェル(オフェルドマンらが勝手に呼称)を救え、ということらしい。
JAZA が WAZA から除名されれば日本の会員は WAZA の倫理規定に従う筋合いはなくなり何の解決にもならない。実態のない扇動活動などやめて、自分の過去の体験を公表したらどうか。
1962年、オフェルドマンは親子のアルビノイルカの捕獲していた。網で捕獲したそのアルビノイルカらがどうなったのか?
私にはオフェルドマンの活動がイルカへの懺悔や贖罪から来るものとは思えない。嫉妬と虚栄心を捨て、現実を顧みたらどうか。
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http://www.huffingtonpost.com/ric-o/waza-can-save-angel-and-e_b_4632897.html
世界動物園水族館協会(WAZA)は、イルカの追い込み漁によりイルカ生体の供給を黙認せず、日本動物園水族館協会(JAZA)を除名して、エンジェル(オフェルドマンらが勝手に呼称)を救え、ということらしい。
JAZA が WAZA から除名されれば日本の会員は WAZA の倫理規定に従う筋合いはなくなり何の解決にもならない。実態のない扇動活動などやめて、自分の過去の体験を公表したらどうか。
1962年、オフェルドマンは親子のアルビノイルカの捕獲していた。網で捕獲したそのアルビノイルカらがどうなったのか?
私にはオフェルドマンの活動がイルカへの懺悔や贖罪から来るものとは思えない。嫉妬と虚栄心を捨て、現実を顧みたらどうか。
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ケネディ駐日米大使、 TPP 交渉の応酬か
18日、キャロライン・ケネディ駐日米大使が日本のイルカ追い込み漁に対し twitter 上で米国政府として反対を表明した。
ケネディは15日に農林水産省内で林農相と会談しているのだが、ケネディが TPP で日米の連携を訴えたのに対し、農相は重要5項目の関税撤廃には懸念を示していた。
日本経済新聞 2014年1月15日
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1503G_V10C14A1EE8000/
ケネディの twitter での発言はこれに対する応酬とも考えれられる。
大使の役目は米国を代表し、その意思を伝え日米両国の関係を取り持つことにある。ただし、今回のイルカ漁への反対は公の場での発言ではない。このようなことが続くのであれば、日本はケネディに大使の待遇を拒否するペルソナ・ノン・グラータを発動しても良いだろう。
ケネディは15日に農林水産省内で林農相と会談しているのだが、ケネディが TPP で日米の連携を訴えたのに対し、農相は重要5項目の関税撤廃には懸念を示していた。
日本経済新聞 2014年1月15日
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1503G_V10C14A1EE8000/
ケネディの twitter での発言はこれに対する応酬とも考えれられる。
大使の役目は米国を代表し、その意思を伝え日米両国の関係を取り持つことにある。ただし、今回のイルカ漁への反対は公の場での発言ではない。このようなことが続くのであれば、日本はケネディに大使の待遇を拒否するペルソナ・ノン・グラータを発動しても良いだろう。
マラチオン混入は環境を疑う
マルハニチロホールディングス子会社アクリフーズ製造の冷凍食品に農薬が混入していたという報道が目立つ。群馬県警が捜査に入ったことで事件性があるかのような報道がされているが、これには疑問がある。
疑うべきは周辺の環境と工場の管理体制
マラチオンはマラソン剤として一般的な農薬であり、ウンカ、カメムシ、アブラムシ、ハダニなどの害虫駆除に使われる。農作物にはもちろん、植木にも使われる。
アクリフーズ群馬工場周辺を google マップの航空写真で見てみたが、近隣に水田や他の工場がある。水田や周辺工場敷地内の植生の害虫駆除でマラソン剤が散布された可能性がある。特に昨年はカメムシやハダニが大量に発生しており、農薬の散布量も増していたことが考えられよう。混入が確認された製品の製造日は10月のものだったというが、10月はまだ残暑による害虫の駆除が行われている時期ではないか。
梱包の段階で混入した可能性が高いということだが、梱包室、あるいは梱包材が外気と遮断されていないようであれば、この段階でマラソン剤が混入した可能性があるのではないか。梱包室の換気は行われていたのか?梱包材はどこで保管されていたのか?マラソン乳液が付着した製品が冷凍保存され、水分が昇華すれば、マラソン乳液はマラチオンとして残留するだろう。
犯人捜しに注力するのではなく
こうした点を考えずに捜査だけで済まされたのでは、来年もまた同じことが起こる可能性がある。関係者は工場の管理体制や周辺の環境についても考えてみてはどうか。
疑うべきは周辺の環境と工場の管理体制
マラチオンはマラソン剤として一般的な農薬であり、ウンカ、カメムシ、アブラムシ、ハダニなどの害虫駆除に使われる。農作物にはもちろん、植木にも使われる。
アクリフーズ群馬工場周辺を google マップの航空写真で見てみたが、近隣に水田や他の工場がある。水田や周辺工場敷地内の植生の害虫駆除でマラソン剤が散布された可能性がある。特に昨年はカメムシやハダニが大量に発生しており、農薬の散布量も増していたことが考えられよう。混入が確認された製品の製造日は10月のものだったというが、10月はまだ残暑による害虫の駆除が行われている時期ではないか。
梱包の段階で混入した可能性が高いということだが、梱包室、あるいは梱包材が外気と遮断されていないようであれば、この段階でマラソン剤が混入した可能性があるのではないか。梱包室の換気は行われていたのか?梱包材はどこで保管されていたのか?マラソン乳液が付着した製品が冷凍保存され、水分が昇華すれば、マラソン乳液はマラチオンとして残留するだろう。
犯人捜しに注力するのではなく
こうした点を考えずに捜査だけで済まされたのでは、来年もまた同じことが起こる可能性がある。関係者は工場の管理体制や周辺の環境についても考えてみてはどうか。