まさかの和製サメパニック小説 - ブルシャーク

閉店間近の書店で奇妙な書籍を見つけた。富士山をバックにしたサメのイラスト、タイトルは

 ブルシャーク Bull Shark

よくあるバイオレンスもののフィクションの組織や人物の二つ名をタイトルにしたのだろうと思いつつ手にしてみたが、内容は富士山周辺でオオメジロザメが人を襲う......、まんまであった。
気は進まなかったが、筆者がオオメジロザメをどのように富士山周辺の淡水域までたどり着かせたのか、非常に興味があった。購入後車内でオオメジロザメが川を遡上したのか、人為的な輸送がなされたのかなど思いを巡らせていた。
ページをめくるとサクラエビ漁、トライアスロン、温暖化などタイムリーな話題で物語が綴られており、架空の名とはなっているものの、地名、団体名、加えて専門用語にはにやりとできる。

言葉が汚くて関係者には申し訳ないが、米国の映画 ドルフ・ラングレン 処刑鮫 (原題: Shark Lake) のようにクソみたいな設定だ。だがある程度のリサーチはされており、裏付けのある描写は読んでいて面白い。
すべてを読み終えた後に、モデルとなった地域に行ってみたいと思った。


 ブルシャーク
 2019年8月発行
 著者 雪富千晶紀
 発行所 光文社

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4D VISION ホホジロザメ

4D VISION ホホジロザメ

バトルフィールド

シャーク・バトルフィールド
Wildlife Exclusives Shark BATTLEFIELD

BBC、ディスカバリーチャンネル制作のドキュメンタリーDVD。
レンタル落ちの中古を購入しました。

内容はあるサンゴ礁の島を舞台に、イタチザメをはじめ、ネムリブカ、ヒラシュモクザメらの捕食に至るまでのメカニズムをCGを用いて解説したドキュメンタリーでした。
映像もCGも解説も素晴らしい。自然界の食物連鎖の意味に気づかされます。

このドキュメンタリーは、我々がサメに抱いた幻想を払拭してくれることでしょう。

求めていた内容

昭文社の insidersビジュアル博物館シリーズが素晴らしい。
Sharks サメとその生態 は豊富なCGでサメの姿を見せてくれる。
大人も子どもも見ていて飽きない内容だ。なぜ今までこのような書籍がなかったのだろう。

栓ぬきサメ

100円ショップでイカしたアイテムを見つけました。

栓抜きサメ

サメ特有の異尾に切れ目まで入れている点が素晴らしい!
ステンレススチール製で重量があり、手にしていて飽きない。
これで100円は安い。

しかし、サメマニアとしては外部形態を完全に再現してもらいたいと思います。

栓抜きサメ案

このくらい。
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D'z

Author:D'z
D'z(ダイズ、ディズとでも)
危険なこと、汚れることが大好き
サメ野朗。

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