やさぐれメタルが誘発する危険性
やさぐれメタル という youtube の動画配信者がいるが、この人物の行い、迎合者らの行いが反捕鯨団体らの行動に類似しており観察していた。
不誠実な態度、環境を省みない利己的な行動、司法への挑戦。
この投稿者らは極端なコメントデザイン、ミスリードを行っており、被害者を増やしている。廃棄物処理法違反等に抵触する行為、サイバー犯罪が現在進行形で行われている可能性がある。
やさぐれメタル、おまえは家族を理由にした内容を投稿しているが、おまえの係争相手の家族はどうなっても良いというのか。おまえの動画を信じて行動を起こしてしまった人たちが責任を負うことになっていいのか。彼ら彼女らに家族がいないとでも思っているのか。
これまで黙っていたが、これ以上の被害を防ぐため、協力できることを行うつもりだ。
不誠実な態度、環境を省みない利己的な行動、司法への挑戦。
この投稿者らは極端なコメントデザイン、ミスリードを行っており、被害者を増やしている。廃棄物処理法違反等に抵触する行為、サイバー犯罪が現在進行形で行われている可能性がある。
やさぐれメタル、おまえは家族を理由にした内容を投稿しているが、おまえの係争相手の家族はどうなっても良いというのか。おまえの動画を信じて行動を起こしてしまった人たちが責任を負うことになっていいのか。彼ら彼女らに家族がいないとでも思っているのか。
これまで黙っていたが、これ以上の被害を防ぐため、協力できることを行うつもりだ。
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Я поддерживаю Украину. ウクライナを支持する、ロシア兵は生き残れ、プーチンとカディロフツィはくたばれ
私はウクライナを支持する。
本当に微力だが、ありとあらゆる手段を使いあなた方を支援する。
ロシアの精鋭たちは生き残れ。あなた方を欺いた指導部に正義などない。
プーチンとカディロフツィどもはくたばれ。
Я поддерживаю Украину. Я действительно стараюсь изо всех сил, но я буду поддерживать вас во что бы то ни стало. Российские элиты выживают. Нет справедливости в руководстве, которое вас обмануло. Путин и Кадыровцы – это баб.
本当に微力だが、ありとあらゆる手段を使いあなた方を支援する。
ロシアの精鋭たちは生き残れ。あなた方を欺いた指導部に正義などない。
プーチンとカディロフツィどもはくたばれ。
Я поддерживаю Украину. Я действительно стараюсь изо всех сил, но я буду поддерживать вас во что бы то ни стало. Российские элиты выживают. Нет справедливости в руководстве, которое вас обмануло. Путин и Кадыровцы – это баб.
富士川の濁りの原因は何か - 早川水系の工事に注目
所属が変わり、再びこの地に戻ってきた。
昨年末より気になっていた、静岡県の富士川の汚濁について調査したい。
2020年2月3日、静岡県と山梨県は濁りの調査結果を発表したが、原因については記載しないとした。
昨年にはニッケイ工業株式会社等が土類を投棄していたことも発覚したが、両県は原因について明言を避けた。
静岡県側は雨畑川上流からの土砂流入の可能性について言及しており、これを確認することにした。
現在、私は水質調査キットやその権限を持っていないが、透明度を目視で確認することとした。
静岡県の蓬莱橋から山梨県の富士川大橋までを目視で確認した。
灰色がかった濁りは明らかに無機的な汚濁である。これが発表にあったように早川との合流地点まで続く。
これについては Google map の航空写真を見ても明らかである。

左方が早川、右方が富士川本流である。早川側から汚濁した水が流れ込んできていることが明白である。
富士川はこれより上流に行くにつれ青や緑を帯びた濁りへと変化していった。
早川沿いに移動すると、河川工事の多さに驚愕した。河川敷は重機や大型運搬車が移動できるよう埋め立てられており、本来の流域は完全に失われていた。これはニッケイ工業の投棄物の撤去作業とは異質のものに見えた。
雨畑ダムまでの道路、山梨県道810号雨畑大島線は狭く、崩落、転落、落石の危険性が高いこの道路を大型のダンプカーが往来する。
濁りは雨畑ダムでは終わらず、上流から濁った水が流れ込んできていた。雨畑湖では道路工事が行われており、さらの上流を確認したかったが時間の都合で切り上げた。

不法投棄が行われたニッケイ工業周辺は高低差があり沿道からは全景を視認することはできない。
雨畑ダムの水はすでに濁っており、さらに上流で汚濁があることが推測された。
山梨県側の調査には疑問
2020年3月31日、山梨県は調査結果をホームページに公表したが、私はこれに異を唱える。
雨畑ダムやニッケイ工業が原因と唱えられている中、なぜ雨畑川下流に調査地点を設けていないのか。
流量の調査も必要だ。流量の変化があれば、従来流れなかった粒子がウォッシュロードとなっている可能性がある。
雨畑川、早川では人為的に河川の流れが現在進行形で変えられている。環境基準以下の数値は免罪符とはならない。
サクラエビの不漁との関連について両県とも原因不明としているが、サクラエビは汚濁の影響を非常に受けやすい生物である。植物プランクトンの不足、粒子の過剰摂取による沈殿死、生物発光を視認できず生殖行動に影響がでていることなどだ。
サクラエビに限らず、河川を遡上する魚類にも影響がでていることも考えられる。魚類は嗅覚により生まれた河川に戻るものがあるが、急激な汚濁は魚類の視覚や嗅覚に影響し、遡上を妨げられている可能性がある。
富士川は、水の汚れが少ない、清らかな川です。
山梨県のホームページではこのように結ばれているが、果たしてそうであろうか。
漁業関係者の証言や過去の映像からはそうは思えない。
調査の継続と環境リスクの低減を両県には実行していただきたい。
昨年末より気になっていた、静岡県の富士川の汚濁について調査したい。
2020年2月3日、静岡県と山梨県は濁りの調査結果を発表したが、原因については記載しないとした。
昨年にはニッケイ工業株式会社等が土類を投棄していたことも発覚したが、両県は原因について明言を避けた。
静岡県側は雨畑川上流からの土砂流入の可能性について言及しており、これを確認することにした。
現在、私は水質調査キットやその権限を持っていないが、透明度を目視で確認することとした。
静岡県の蓬莱橋から山梨県の富士川大橋までを目視で確認した。
灰色がかった濁りは明らかに無機的な汚濁である。これが発表にあったように早川との合流地点まで続く。
これについては Google map の航空写真を見ても明らかである。

左方が早川、右方が富士川本流である。早川側から汚濁した水が流れ込んできていることが明白である。
富士川はこれより上流に行くにつれ青や緑を帯びた濁りへと変化していった。
早川沿いに移動すると、河川工事の多さに驚愕した。河川敷は重機や大型運搬車が移動できるよう埋め立てられており、本来の流域は完全に失われていた。これはニッケイ工業の投棄物の撤去作業とは異質のものに見えた。
雨畑ダムまでの道路、山梨県道810号雨畑大島線は狭く、崩落、転落、落石の危険性が高いこの道路を大型のダンプカーが往来する。
濁りは雨畑ダムでは終わらず、上流から濁った水が流れ込んできていた。雨畑湖では道路工事が行われており、さらの上流を確認したかったが時間の都合で切り上げた。

不法投棄が行われたニッケイ工業周辺は高低差があり沿道からは全景を視認することはできない。
雨畑ダムの水はすでに濁っており、さらに上流で汚濁があることが推測された。
山梨県側の調査には疑問
2020年3月31日、山梨県は調査結果をホームページに公表したが、私はこれに異を唱える。
雨畑ダムやニッケイ工業が原因と唱えられている中、なぜ雨畑川下流に調査地点を設けていないのか。
流量の調査も必要だ。流量の変化があれば、従来流れなかった粒子がウォッシュロードとなっている可能性がある。
雨畑川、早川では人為的に河川の流れが現在進行形で変えられている。環境基準以下の数値は免罪符とはならない。
サクラエビの不漁との関連について両県とも原因不明としているが、サクラエビは汚濁の影響を非常に受けやすい生物である。植物プランクトンの不足、粒子の過剰摂取による沈殿死、生物発光を視認できず生殖行動に影響がでていることなどだ。
サクラエビに限らず、河川を遡上する魚類にも影響がでていることも考えられる。魚類は嗅覚により生まれた河川に戻るものがあるが、急激な汚濁は魚類の視覚や嗅覚に影響し、遡上を妨げられている可能性がある。
富士川は、水の汚れが少ない、清らかな川です。
山梨県のホームページではこのように結ばれているが、果たしてそうであろうか。
漁業関係者の証言や過去の映像からはそうは思えない。
調査の継続と環境リスクの低減を両県には実行していただきたい。
海上自衛隊試験艦あすかを観て
去る4月、静岡県の清水港にて海上自衛隊の試験艦 あすか が公開されたので足を運んだ。

あすか は海自が唯一保有する艦載兵器実験艦であり、射撃指揮装置3型 や 07式垂直発射魚雷投射ロケット、12式魚雷 などの試験運用を行った。6102 の艦は横須賀や相模湾で何度か目にしていたがその詳細を知ったのはつい最近のことである。
無料ながら、順路は左舷から乗船し、艦橋を通って船尾を回り下船するというなかなか満足できるものであった。ネット、ロープや注意書き、要所への人員配置など、見学者に対する配慮がなされていた。やはり海上自衛官の制服は端麗である。
個人的には艦内各所に表示された 総員離艦安全守則 の7つ目
7 水中爆発及びサメに注意せよ。
の文言が印象的であった。

帰路で静岡名物のいるかの味噌煮を食べた。
肉はレバーのような食感で、皮脂の部分も柔らかく、汁も味が濃く美味であった。
関東圏で流通するイルカは岩手県産のイシイルカが多く、私は都度東日本大震災を思い出す。
この後に私は再度、小銃を執ることを決めた。

あすか は海自が唯一保有する艦載兵器実験艦であり、射撃指揮装置3型 や 07式垂直発射魚雷投射ロケット、12式魚雷 などの試験運用を行った。6102 の艦は横須賀や相模湾で何度か目にしていたがその詳細を知ったのはつい最近のことである。
無料ながら、順路は左舷から乗船し、艦橋を通って船尾を回り下船するというなかなか満足できるものであった。ネット、ロープや注意書き、要所への人員配置など、見学者に対する配慮がなされていた。やはり海上自衛官の制服は端麗である。
個人的には艦内各所に表示された 総員離艦安全守則 の7つ目
7 水中爆発及びサメに注意せよ。
の文言が印象的であった。

帰路で静岡名物のいるかの味噌煮を食べた。
肉はレバーのような食感で、皮脂の部分も柔らかく、汁も味が濃く美味であった。
関東圏で流通するイルカは岩手県産のイシイルカが多く、私は都度東日本大震災を思い出す。
この後に私は再度、小銃を執ることを決めた。
海洋のプラスティック - NHKクローズアップ現代を視聴し
10月29日、NHK で放送された特集に興味を持ったため記しておく。
NHK
クローズアップ現代
海に漂う“見えないゴミ” ~マイクロプラスチックの脅威~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3725_1.html
プラスティック漂流物を目にすることは日常茶飯事であった。

静岡県熱海市初島東岸に漂着していた樹脂ペレット(2013年10月18日撮影)
このような透明なペレットが海岸一帯に散らばっていることは珍しいことではなかった。
この番組で取り上げられていたのは、洗顔料などにスクラブとして使用されているマイクロビーズであった。
マイクロビーズについてはNGO 5gyres (ファイヴジャイアズ)などが2014年ごろからその問題を指摘している。樹脂は有害物質を吸着蓄積しやすく、生物に取り込まれるリスクは未知であるという。このため、米国の一部の州ではマイクロビーズの製造、流出の規制に乗り出している。
番組内では LUSH の取り組みも紹介されていた。スクラブの代わりにコーヒー豆など天然素材を使用しているという。この点は評価したいところではあるが、シーシェパードなどの環境保護詐欺集団への支援を止めない限り、私は LUSH という会社を評価することはない。
すぐにでも個人でできることは、プラスティック製品の使用を少なくすることだろう。
私は少し前にスクラブ入りの洗顔料などの使用を止めた。スクラブが表皮を傷つけるのか、目や鼻腔周辺の痒み、剃刀負けが多発したためだ。頭皮のフケや痒みも洗いすぎが考えられた。スクラブ入りの製品使用の停止と、洗顔、洗髪の回数を減らすことで改善がみられた。
また、ペットボトル飲料の購買を控えている。ペットボトルの廃棄場所が限られていることから、紙パック入りの飲料へと切り替えた。必要な場合、ガラスボトルに移し携行することもある。紙パックもガラスボトルも飲み口が広く慎重になる必要があるが、そのぐらいが飲みすぎとならず丁度よい。
一番重要なのが、プラスティック製品を海洋へ投棄しないことだ。「行儀よくゴミを持ち帰る日本人」など、私が見てきた海岸では存在しなかった。
中国、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどの国々が多くのゴミを放出していることも事実だが、日本人が放出していることも事実だ。インフラの整備も重要であり、個人のライフスタイルの変更も必要となろう。
NHK
クローズアップ現代
海に漂う“見えないゴミ” ~マイクロプラスチックの脅威~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3725_1.html
プラスティック漂流物を目にすることは日常茶飯事であった。

静岡県熱海市初島東岸に漂着していた樹脂ペレット(2013年10月18日撮影)
このような透明なペレットが海岸一帯に散らばっていることは珍しいことではなかった。
この番組で取り上げられていたのは、洗顔料などにスクラブとして使用されているマイクロビーズであった。
マイクロビーズについてはNGO 5gyres (ファイヴジャイアズ)などが2014年ごろからその問題を指摘している。樹脂は有害物質を吸着蓄積しやすく、生物に取り込まれるリスクは未知であるという。このため、米国の一部の州ではマイクロビーズの製造、流出の規制に乗り出している。
番組内では LUSH の取り組みも紹介されていた。スクラブの代わりにコーヒー豆など天然素材を使用しているという。この点は評価したいところではあるが、シーシェパードなどの環境保護詐欺集団への支援を止めない限り、私は LUSH という会社を評価することはない。
すぐにでも個人でできることは、プラスティック製品の使用を少なくすることだろう。
私は少し前にスクラブ入りの洗顔料などの使用を止めた。スクラブが表皮を傷つけるのか、目や鼻腔周辺の痒み、剃刀負けが多発したためだ。頭皮のフケや痒みも洗いすぎが考えられた。スクラブ入りの製品使用の停止と、洗顔、洗髪の回数を減らすことで改善がみられた。
また、ペットボトル飲料の購買を控えている。ペットボトルの廃棄場所が限られていることから、紙パック入りの飲料へと切り替えた。必要な場合、ガラスボトルに移し携行することもある。紙パックもガラスボトルも飲み口が広く慎重になる必要があるが、そのぐらいが飲みすぎとならず丁度よい。
一番重要なのが、プラスティック製品を海洋へ投棄しないことだ。「行儀よくゴミを持ち帰る日本人」など、私が見てきた海岸では存在しなかった。
中国、韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどの国々が多くのゴミを放出していることも事実だが、日本人が放出していることも事実だ。インフラの整備も重要であり、個人のライフスタイルの変更も必要となろう。
他に類を見ない鯨類展示 - 太地町立くじらの博物館
ビハインド・ザ・コーヴを視聴後、くじらの博物館に入場するには時間が足りないことに気づき一泊することにした。この博物館、鯨類や捕鯨に興味を持つ者であれば、1時間や2時間ですべてを見て回ることはできないほどの規模であったことを翌日知ることとなった。

館にはセミクジラの絵がある。少し物悲しいのは道路側の壁画がなくなってしまっているためか。

入場するとすぐにお土産屋となっているが、天井には巨大な骨格標本の数々。
鯨の骨格標本はこれまで何度も見てきたが、この展示方法は圧巻である。
セミクジラの骨格はCanon の広角レンズでもその全体を収めることができない!

シャチの骨格標本の実物を見るのは初めてである。
生前の姿からは想像しがたいが、この生物はやはり海中最強の肉食哺乳類だ。

非常に珍しいイチョウハクジラの骨格。下顎に一対のみの歯を持つ。
座礁、捕獲例も極めて少なく、生態も分かっていない。
鯨類の骨格標本はその巨大さや脂質の多さから作製、展示が難しい。骨格を吊るのも高い技術が必要だ。これらを数十年にも渡り維持しているとは、くじらの博物館の奥の深さを入場早々思い知らされた。

一階に展示されている古式捕鯨のジオラマ。
ボタンを押すと照明が点灯する仕組みは古く、あまり興味を持つ人は多くないようだが、壮大なスケールのジオラマだ。
もっとスケールを小さくし、鉄道模型などの素材を利用し精巧に作られたものを見てみたいと思う。

博物館を出て野外スペースに出るとすぐにプールが見える。
ここではバンドウイルカとカマイルカのショーが行われる。
このショーのレベルは高く、彼らは録音されたアナウンスと音楽で完璧にプログラムをこなす。
※追記予定
前エントリ
人工物と自然の調和 - 太地町くじら浜公園
反捕鯨団体に汚される文化財 - 古式捕鯨燈明崎山見跡
THE COVE 制作者らの罪 - 自然公園法に違反する行為
ビハインド・ザ・コーヴを視聴 - Behind "THE COVE"
紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
そうだ、京都から行こう - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
関連エントリ
Ric O'Barry was cutting dolphins throat - イルカの首を切っていたリック・オバリー
You're a liar!Ric O'Barry! - リック・オバリー、おまえは嘘つきだ!
自称リック・オバリーの逮捕 - Ric O'Barry was arrested

館にはセミクジラの絵がある。少し物悲しいのは道路側の壁画がなくなってしまっているためか。

入場するとすぐにお土産屋となっているが、天井には巨大な骨格標本の数々。
鯨の骨格標本はこれまで何度も見てきたが、この展示方法は圧巻である。
セミクジラの骨格はCanon の広角レンズでもその全体を収めることができない!

シャチの骨格標本の実物を見るのは初めてである。
生前の姿からは想像しがたいが、この生物はやはり海中最強の肉食哺乳類だ。

非常に珍しいイチョウハクジラの骨格。下顎に一対のみの歯を持つ。
座礁、捕獲例も極めて少なく、生態も分かっていない。
鯨類の骨格標本はその巨大さや脂質の多さから作製、展示が難しい。骨格を吊るのも高い技術が必要だ。これらを数十年にも渡り維持しているとは、くじらの博物館の奥の深さを入場早々思い知らされた。

一階に展示されている古式捕鯨のジオラマ。
ボタンを押すと照明が点灯する仕組みは古く、あまり興味を持つ人は多くないようだが、壮大なスケールのジオラマだ。
もっとスケールを小さくし、鉄道模型などの素材を利用し精巧に作られたものを見てみたいと思う。

博物館を出て野外スペースに出るとすぐにプールが見える。
ここではバンドウイルカとカマイルカのショーが行われる。
このショーのレベルは高く、彼らは録音されたアナウンスと音楽で完璧にプログラムをこなす。
※追記予定
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捕鯨砲の魅力 - ショルダーガン
時系列が前後するが、記憶が薄れる前に記しておきたい。
私にとって最も印象に残ったのは くじらの博物館 に展示されていた ショルダーガン である。

くじらの博物館所蔵のショルダーガン

写真では読み取りづらいが、引き金前部の砲身に 「國友卯十郎典吉作」 の銘が打たれている。
くじらの博物館のものは下記の解説があった。
(引用開始)
日本製のショルダーガン
国友卯十郎典吉 970×200 19世紀
太地町立くじらの博物館
アメリカで最も普及したショルダーガンのひとつ、C.C Brand No.2を鉄砲鍛冶の
国友卯十郎典吉が複製したものであることが薬室部裏面の刻印から分かる。
同様の銃は長崎県内に複数保存されている。くじらの博物館に伝わるこの銃は
1990年にカリフォルニア州で発見され、1993年にくじらの博物館所蔵となった。
(引用終わり)
私には現用の軍用銃についての知識はあるが、古い銃砲についてはほとんど知らない。故にこの銃の射撃方法がわからず、帰路で考え続けていた。
帰宅後、この銃は 平戸式捕鯨銃、植松式捕鯨銃 などと呼ばれ長崎県にも現存していることがわかった。
長崎県庁のページにこれと同じ銃の解説があり、発射方法を知ることができた。
長崎県の文化財
http://www.pref.nagasaki.jp/bunkadb/index.php/view/304
(引用開始)
この指定された銃は鉄製の全長96㎝,口径2.8㎝の小銃で,先ず早盒(はやごう)(火薬入),次に長さ48.5㎝の革製の羽根のついた鉄製の火矢を口籠(くちご)めにし,引金を引けば雷管発火装置で早盒の火薬が爆発し,火矢を発射させる仕組である。火矢は破裂矢(破裂槍)といい,命中したら体内で破裂,必殺をねらって工夫をこらし,平戸式とか植松式捕鯨銃とか呼ばれた。
(引用終わり)
口径280㎜の銃砲を「小銃」と呼ぶのはどうかとは思うが、いわゆる止め用の ボムランス 発射砲であったようだ。発射方式は古典的だが、重厚な砲身にスケルトンタイプの銃床、簡易なアイアンサイトは機能美すら感じさせる。海外では現在も骨董品として2,000米ドルほどで取引がされているようである。このレプリカが存在するのであれば是非欲しい。
これは私の持論だが、諸外国が捕鯨に強硬に反対している理由の一つが、銃砲による鯨の殺傷が容易に行えてしまう環境にあるからだと考えている。法により強力に海洋哺乳類を保護しなければ、このような簡素な小火器で個人がナガスクジラさえも殺すことができるのだ。
銃砲による捕鯨はゴンドウクジラの捕獲を可能にし、そのノウハウは今日のイルカ漁まで続いている。反捕鯨団体のでたらめなプロパガンダを止めるには、諸外国の捕鯨の歴史を知ることも必要だろう。

くじらの博物館に展示されている 米國式捕鯨図。ロープを撃ち込んだ鯨をショルダーガンで狙っている。絵画ではあるが、かなり離れた位置から鯨体を狙っていることがわかる。
私にとって最も印象に残ったのは くじらの博物館 に展示されていた ショルダーガン である。

くじらの博物館所蔵のショルダーガン

写真では読み取りづらいが、引き金前部の砲身に 「國友卯十郎典吉作」 の銘が打たれている。
くじらの博物館のものは下記の解説があった。
(引用開始)
日本製のショルダーガン
国友卯十郎典吉 970×200 19世紀
太地町立くじらの博物館
アメリカで最も普及したショルダーガンのひとつ、C.C Brand No.2を鉄砲鍛冶の
国友卯十郎典吉が複製したものであることが薬室部裏面の刻印から分かる。
同様の銃は長崎県内に複数保存されている。くじらの博物館に伝わるこの銃は
1990年にカリフォルニア州で発見され、1993年にくじらの博物館所蔵となった。
(引用終わり)
私には現用の軍用銃についての知識はあるが、古い銃砲についてはほとんど知らない。故にこの銃の射撃方法がわからず、帰路で考え続けていた。
帰宅後、この銃は 平戸式捕鯨銃、植松式捕鯨銃 などと呼ばれ長崎県にも現存していることがわかった。
長崎県庁のページにこれと同じ銃の解説があり、発射方法を知ることができた。
長崎県の文化財
http://www.pref.nagasaki.jp/bunkadb/index.php/view/304
(引用開始)
この指定された銃は鉄製の全長96㎝,口径2.8㎝の小銃で,先ず早盒(はやごう)(火薬入),次に長さ48.5㎝の革製の羽根のついた鉄製の火矢を口籠(くちご)めにし,引金を引けば雷管発火装置で早盒の火薬が爆発し,火矢を発射させる仕組である。火矢は破裂矢(破裂槍)といい,命中したら体内で破裂,必殺をねらって工夫をこらし,平戸式とか植松式捕鯨銃とか呼ばれた。
(引用終わり)
口径280㎜の銃砲を「小銃」と呼ぶのはどうかとは思うが、いわゆる止め用の ボムランス 発射砲であったようだ。発射方式は古典的だが、重厚な砲身にスケルトンタイプの銃床、簡易なアイアンサイトは機能美すら感じさせる。海外では現在も骨董品として2,000米ドルほどで取引がされているようである。このレプリカが存在するのであれば是非欲しい。
これは私の持論だが、諸外国が捕鯨に強硬に反対している理由の一つが、銃砲による鯨の殺傷が容易に行えてしまう環境にあるからだと考えている。法により強力に海洋哺乳類を保護しなければ、このような簡素な小火器で個人がナガスクジラさえも殺すことができるのだ。
銃砲による捕鯨はゴンドウクジラの捕獲を可能にし、そのノウハウは今日のイルカ漁まで続いている。反捕鯨団体のでたらめなプロパガンダを止めるには、諸外国の捕鯨の歴史を知ることも必要だろう。

くじらの博物館に展示されている 米國式捕鯨図。ロープを撃ち込んだ鯨をショルダーガンで狙っている。絵画ではあるが、かなり離れた位置から鯨体を狙っていることがわかる。
人工物と自然の調和 - 太地町くじら浜公園
急遽与えられた休暇で太地町に来たは良いが、時間がまったく足りないことに気付き、宿泊することにした。

花いろどりの宿 花游 の宿泊室からはくじら浜公園を一望できる。宿は和と洋の調和とでも言おうか、時間を贅沢に過ごすのであればこの宿で決まりだ。ロケーションは最高、露天風呂、モーニングのピアノ生演奏もまた最高のサービスである!

くじら浜公園の捕鯨船は共同船舶株式会社が保有していた第一京丸。手前には推進装置のペラと鯨を船体へ水揚げするときに使うクローが展示されている。保存状態が非常に良く、捕鯨砲も鎮座したままである。この存在感は圧倒的であり、いつまでもこの姿を残しておいてもらいたいものだ。

平成10年(1998年)に公園に設置された刃刺し像。古式捕鯨において鯨にもりを打つ人物、 刃刺し(はざし) をイメージしたブロンズ像。像は等身大ではなく、高さは3m以上ある。
2012年10月9日、ドイツ人のシーシェパード構成員、ニルス・グレスキーズ(Nils Gärtner、自称「庭師のニルス」)がこの像に登り、銛を折って逮捕された。庭師は人工物と自然の造形空間の創作、維持管理が役目である。記念撮影のために外国の公園の景観を破壊するような輩は庭師ではない。
No Sea Shepherd - 太地町でドイツ人メンバー逮捕

くじら浜公園の遊歩道から対岸の那智勝浦町。那智勝浦町には THE COVE の制作陣が宿泊し、現在はシーシェパード、ドルフィンプロジェクトなどの人員が宿泊滞在している。反捕鯨団体の太地町漁業関係者への嫌がらせ行為は30年以上前から確認できるばかりか、新宮警察署の怠慢は THE COVE のシーンにも利用されており、和歌山県警は早急に対応すべきであった。
捕鯨船もブロンズ像も自然界にはない異質な存在ではある。しかし、これらは人の文化を継承するとともに、この地を無秩序な開発から守るものでもある。人工物と自然の調和がとれたくじら浜公園は、日本が誇る公園の一つと言えるだろう。
前エントリ
反捕鯨団体に汚される文化財 - 古式捕鯨燈明崎山見跡
THE COVE 制作者らの罪 - 自然公園法に違反する行為
ビハインド・ザ・コーヴを視聴 - Behind "THE COVE"
紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
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Ric O'Barry was cutting dolphins throat - イルカの首を切っていたリック・オバリー
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花いろどりの宿 花游 の宿泊室からはくじら浜公園を一望できる。宿は和と洋の調和とでも言おうか、時間を贅沢に過ごすのであればこの宿で決まりだ。ロケーションは最高、露天風呂、モーニングのピアノ生演奏もまた最高のサービスである!

くじら浜公園の捕鯨船は共同船舶株式会社が保有していた第一京丸。手前には推進装置のペラと鯨を船体へ水揚げするときに使うクローが展示されている。保存状態が非常に良く、捕鯨砲も鎮座したままである。この存在感は圧倒的であり、いつまでもこの姿を残しておいてもらいたいものだ。

平成10年(1998年)に公園に設置された刃刺し像。古式捕鯨において鯨にもりを打つ人物、 刃刺し(はざし) をイメージしたブロンズ像。像は等身大ではなく、高さは3m以上ある。
2012年10月9日、ドイツ人のシーシェパード構成員、ニルス・グレスキーズ(Nils Gärtner、自称「庭師のニルス」)がこの像に登り、銛を折って逮捕された。庭師は人工物と自然の造形空間の創作、維持管理が役目である。記念撮影のために外国の公園の景観を破壊するような輩は庭師ではない。
No Sea Shepherd - 太地町でドイツ人メンバー逮捕

くじら浜公園の遊歩道から対岸の那智勝浦町。那智勝浦町には THE COVE の制作陣が宿泊し、現在はシーシェパード、ドルフィンプロジェクトなどの人員が宿泊滞在している。反捕鯨団体の太地町漁業関係者への嫌がらせ行為は30年以上前から確認できるばかりか、新宮警察署の怠慢は THE COVE のシーンにも利用されており、和歌山県警は早急に対応すべきであった。
捕鯨船もブロンズ像も自然界にはない異質な存在ではある。しかし、これらは人の文化を継承するとともに、この地を無秩序な開発から守るものでもある。人工物と自然の調和がとれたくじら浜公園は、日本が誇る公園の一つと言えるだろう。
前エントリ
反捕鯨団体に汚される文化財 - 古式捕鯨燈明崎山見跡
THE COVE 制作者らの罪 - 自然公園法に違反する行為
ビハインド・ザ・コーヴを視聴 - Behind "THE COVE"
紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
そうだ、京都から行こう - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
関連エントリ
Ric O'Barry was cutting dolphins throat - イルカの首を切っていたリック・オバリー
You're a liar!Ric O'Barry! - リック・オバリー、おまえは嘘つきだ!
自称リック・オバリーの逮捕 - Ric O'Barry was arrested
Ric O'Barry was cutting dolphins throat - イルカの首を切っていたリック・オバリー
太地漁協の人たちの名誉を守るため、このことは先に公表しておきたい。
自称リック・オバリー(Richard Barry O'Feldman)は映画 THE COVE で次のような主張をしていたが、これは自身の経験をもとにした虚言である。
THE COVE
発売元:メダリオンメディア 販売元:㈱ポニーキャニオン 2009年 より

(引用開始)
カメラがなかったある朝
漁師たちが―
イルカの赤ん坊の首を切った
すでに死んでいたが―
切ったんだ
これ見よがしに
私は殴ろうとした
そしたら私の前に来たのが―
"プライベート・スペース"
(引用終わり)
漁協の人々が漁獲物であるイルカを切るのは当たり前のことだが、隠し撮りをしなければならないような状況で、なぜ自称リック・オバリーはカメラがない時に限ってそのような様を目撃できたのであろうか?答えは嘘だからだ。
このごろはネタがなくなったのか、リック・オバリーのドルフィンプロジェクトはリック・オバリーとカロライナ・スノーボールと呼ばれたアルビノイルカとの関係を認めた。

2015年4月8日に投稿された Dolphinproject.net のブログより
https://dolphinproject.net/blog/post/one-dolphins-story-carolina-snowball/
1962年、ウィリアム・B・グレイらがマイアミ水族館(Miami Seaquarium)のプロジェクトで2頭のアルビノのバンドウイルカを捕獲した。この中にリック・オバリーもいた。捕獲されたイルカはそれぞれカロライナ・スノーボール(Carolina Snowball)とソニー・ボーイ(Sonny Boy、捕獲に協力した漁師のソニー・ゲイにちなみ)と名付けられた。
このブログにはリック・オバリーの自伝 イルカがほほ笑む日 の原題 BEHIND THE DOLPHIN SMILE の文章が引用されている。この引用部分の前章に次のような文章がある。下記は イルカがほほ笑む日 の106項5~9行目の引用である。
(引用開始)
私は着の身着のまま海に飛び込み、イルカのところへ泳いで行った。ほとんど成獣に近く、五歳ぐらいだろうか、一四〇キログラムはあった。網にかかって溺死したのだ。私は索具ナイフで網を切って、イルカを左腕にかかえこんだ。それから肺を狙って、あごの下から腹へかけてのどを切り開いた。血が大量にほとばしり出た。
(引用終わり)
サウスカロライナ沿岸でアルビノのバンドウイルカを捕獲しようとしていたときに、別のイルカが網にかかっていたのを反対運動をしている地元の人間に見つけられないようにするため、リック・オバリーが死体ののどを切って沈めたという内容だ。すでに死んでいたが、リック・オバリーは空気を読んで自分からイルカの死体ののどを切りにいったと記している。THE COVE ではこの体験を太地漁協の人がやったかのように語ったわけだ。
また、このリック・オバリーという人物は映画や著作物では強気で、対立する人物にあだ名をつける悪癖を持っている。THE COVE では怒りの声を上げた漁協の人を プライベート・スペース と呼び、イルカがほほ笑む日 ではバハマの警官を ペパー軍曹(ビートルズのサージェントペパーにちなむ) などと書き立てている。私にはこのように卑屈な人物がイルカのトレーニングをしていたとは到底思えないのだが……。
リック・オバリーが高年になって、日本での活動をメインにしてきたのは当時の関係者の目を避けるためだったのではないか。同時期マイアミ水族館に勤務していたウィリアム・B・グレイ、ジャック・マイヨール、フリッパーの撮影に深く関わっていたジョン・C・リリー、アイヴァン・トース、サンティーニ夫妻などの著名人の没後を待っていたのではないだろうか。
自らの過去の経験を語らず、太地町の人々を陥れるような発言をしたリック・オバリーは極めて不誠実で信用ならない人物だ。今後も同じような発言を続けるのであれば、その真偽を確かめここに公表させてもらう。
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自称リック・オバリーの逮捕 - Ric O'Barry was arrested
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THE COVE 制作者らの罪 - 自然公園法に違反する行為
ビハインド・ザ・コーヴを視聴 - Behind "THE COVE"
紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
そうだ、京都から行こう - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
自称リック・オバリー(Richard Barry O'Feldman)は映画 THE COVE で次のような主張をしていたが、これは自身の経験をもとにした虚言である。
THE COVE
発売元:メダリオンメディア 販売元:㈱ポニーキャニオン 2009年 より

(引用開始)
カメラがなかったある朝
漁師たちが―
イルカの赤ん坊の首を切った
すでに死んでいたが―
切ったんだ
これ見よがしに
私は殴ろうとした
そしたら私の前に来たのが―
"プライベート・スペース"
(引用終わり)
漁協の人々が漁獲物であるイルカを切るのは当たり前のことだが、隠し撮りをしなければならないような状況で、なぜ自称リック・オバリーはカメラがない時に限ってそのような様を目撃できたのであろうか?答えは嘘だからだ。
このごろはネタがなくなったのか、リック・オバリーのドルフィンプロジェクトはリック・オバリーとカロライナ・スノーボールと呼ばれたアルビノイルカとの関係を認めた。

2015年4月8日に投稿された Dolphinproject.net のブログより
https://dolphinproject.net/blog/post/one-dolphins-story-carolina-snowball/
1962年、ウィリアム・B・グレイらがマイアミ水族館(Miami Seaquarium)のプロジェクトで2頭のアルビノのバンドウイルカを捕獲した。この中にリック・オバリーもいた。捕獲されたイルカはそれぞれカロライナ・スノーボール(Carolina Snowball)とソニー・ボーイ(Sonny Boy、捕獲に協力した漁師のソニー・ゲイにちなみ)と名付けられた。
このブログにはリック・オバリーの自伝 イルカがほほ笑む日 の原題 BEHIND THE DOLPHIN SMILE の文章が引用されている。この引用部分の前章に次のような文章がある。下記は イルカがほほ笑む日 の106項5~9行目の引用である。
(引用開始)
私は着の身着のまま海に飛び込み、イルカのところへ泳いで行った。ほとんど成獣に近く、五歳ぐらいだろうか、一四〇キログラムはあった。網にかかって溺死したのだ。私は索具ナイフで網を切って、イルカを左腕にかかえこんだ。それから肺を狙って、あごの下から腹へかけてのどを切り開いた。血が大量にほとばしり出た。
(引用終わり)
サウスカロライナ沿岸でアルビノのバンドウイルカを捕獲しようとしていたときに、別のイルカが網にかかっていたのを反対運動をしている地元の人間に見つけられないようにするため、リック・オバリーが死体ののどを切って沈めたという内容だ。すでに死んでいたが、リック・オバリーは空気を読んで自分からイルカの死体ののどを切りにいったと記している。THE COVE ではこの体験を太地漁協の人がやったかのように語ったわけだ。
また、このリック・オバリーという人物は映画や著作物では強気で、対立する人物にあだ名をつける悪癖を持っている。THE COVE では怒りの声を上げた漁協の人を プライベート・スペース と呼び、イルカがほほ笑む日 ではバハマの警官を ペパー軍曹(ビートルズのサージェントペパーにちなむ) などと書き立てている。私にはこのように卑屈な人物がイルカのトレーニングをしていたとは到底思えないのだが……。
リック・オバリーが高年になって、日本での活動をメインにしてきたのは当時の関係者の目を避けるためだったのではないか。同時期マイアミ水族館に勤務していたウィリアム・B・グレイ、ジャック・マイヨール、フリッパーの撮影に深く関わっていたジョン・C・リリー、アイヴァン・トース、サンティーニ夫妻などの著名人の没後を待っていたのではないだろうか。
自らの過去の経験を語らず、太地町の人々を陥れるような発言をしたリック・オバリーは極めて不誠実で信用ならない人物だ。今後も同じような発言を続けるのであれば、その真偽を確かめここに公表させてもらう。
関連エントリ
You're a liar!Ric O'Barry! - リック・オバリー、おまえは嘘つきだ!
自称リック・オバリーの逮捕 - Ric O'Barry was arrested
反捕鯨団体に汚される文化財 - 古式捕鯨燈明崎山見跡
THE COVE 制作者らの罪 - 自然公園法に違反する行為
ビハインド・ザ・コーヴを視聴 - Behind "THE COVE"
紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
そうだ、京都から行こう - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
反捕鯨団体に汚される文化財 - 古式捕鯨燈明崎山見跡
和歌山県東牟婁郡太地町において現在進行形の問題を取り上げていく。一泊した後、徒歩で燈明崎へと向かった。
太地町ガイドマップに撮影ポイントとして紹介されている漂流人記念碑から太地港が一望できた。

漂流人記念碑からの景色。漂流人記念碑は明治11年(1878年)に起きた 大背美流れ(おおせみながれ) という大事故を後世に伝えるために建立された記念碑である。何度も移設を繰り返し、現在の位置に建てられたようだ。
燈明崎へは坂を上り、大通りから小道に入って行くのだが……
この道は太地中学校へと続く通学路!

車一台通れるだけの幅。海側は少し舗装を外れると急斜面になっていて危険なところも散見される。
シーシェパードのコーヴガーディアンズや自称リック・オバリーのドルフィンプロジェクトの連中はここを往来しているのか!?

WEDGE REPORT
太地町イルカ問題 静岡・伊東市長をだまし、交通事故起こした大物活動家
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5330?page=4
飲酒して運転はするわ、運転を誤り脱輪するわ、こんな危険な連中の車が数年間、通学路を往来しているのは問題だろうが!
怖い思いをした子どもたちがいるはずだ。

燈明崎の古式捕鯨山見台。現在もシーシェパードのコーヴガーディアンズや自称リック・オバリーのドルフィンプロジェクトがたむろしているところだ。

茂が低いところの柵だけ損傷していた。柵に乗ったり、越えたりした者がいるのだろうか。実に不快な光景だ。

ベンチの間には「ゴミを捨てるな」という旨を英語で記した注意書きで封印された構造物があった。
ここは太地町指定文化財であり、国立公園でありながらなぜこのようなことになっているのか?太地町だけではなく、和歌山県、和歌山県警、環境省が実態を調査し、対策を施すべきではないのか?

燈明崎一帯の木々は魚付保安林である。映画の撮影のために木を無許可で切断したり、そのような行為を煽る連中を立ち入らせてはならない。
前エントリ
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太地町ガイドマップに撮影ポイントとして紹介されている漂流人記念碑から太地港が一望できた。

漂流人記念碑からの景色。漂流人記念碑は明治11年(1878年)に起きた 大背美流れ(おおせみながれ) という大事故を後世に伝えるために建立された記念碑である。何度も移設を繰り返し、現在の位置に建てられたようだ。
燈明崎へは坂を上り、大通りから小道に入って行くのだが……
この道は太地中学校へと続く通学路!

車一台通れるだけの幅。海側は少し舗装を外れると急斜面になっていて危険なところも散見される。
シーシェパードのコーヴガーディアンズや自称リック・オバリーのドルフィンプロジェクトの連中はここを往来しているのか!?

WEDGE REPORT
太地町イルカ問題 静岡・伊東市長をだまし、交通事故起こした大物活動家
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5330?page=4
飲酒して運転はするわ、運転を誤り脱輪するわ、こんな危険な連中の車が数年間、通学路を往来しているのは問題だろうが!
怖い思いをした子どもたちがいるはずだ。

燈明崎の古式捕鯨山見台。現在もシーシェパードのコーヴガーディアンズや自称リック・オバリーのドルフィンプロジェクトがたむろしているところだ。

茂が低いところの柵だけ損傷していた。柵に乗ったり、越えたりした者がいるのだろうか。実に不快な光景だ。

ベンチの間には「ゴミを捨てるな」という旨を英語で記した注意書きで封印された構造物があった。
ここは太地町指定文化財であり、国立公園でありながらなぜこのようなことになっているのか?太地町だけではなく、和歌山県、和歌山県警、環境省が実態を調査し、対策を施すべきではないのか?

燈明崎一帯の木々は魚付保安林である。映画の撮影のために木を無許可で切断したり、そのような行為を煽る連中を立ち入らせてはならない。
前エントリ
THE COVE 制作者らの罪 - 自然公園法に違反する行為
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紀伊本線の旅路 - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
そうだ、京都から行こう - 和歌山県東牟婁郡太地町へ
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自称リック・オバリーの逮捕 - Ric O'Barry was arrested